旧いまここにあるもの

Yahoo!ブログ時代のアーカイブ。記事内のリンクが上手く機能しなかったり、タイトルが文字化けしたり、画像のアスペクト比が可笑しいのはダメダメな移行機能の所為。新ブログはこちら→https://imakokoniarumono.hatenablog.com/

アサルト13 要塞警察(2005年)

f:id:otaku4160:20190803071356j:plain
監督 ジャン=フランソワ・リシェ
出演 イーサン・ホーク ローレンス・フィッシュバーン ジョン・レグイザモ マリア・ベロ ガブリエル・バーン
-あらすじ-
デトロイトにある13分署はこの日の大晦日で閉鎖される、そこに勤める巡査部長のローニック(イーサン・ホーク)は昔、麻薬売買の捜査で部下を二人死なせてしまい、その事で彼は内勤に転属していた、警官仲間数人でのパーティーを行ない、何事もなく13分署最後の夜も更けていくと思われたが、吹雪のせいで凶悪犯ビショップ(ローレンス・フィッシュバーン)などを乗せた護送車が立ち往生し、13分署に緊急搬送されて来る、そして突然謎の武装集団の攻撃を受け、13分署は完全に孤立してしまう、仕方なく護送されてきた犯罪者達と手を組み、守りを固めるのだが…
-感想-
最初から最後までほぼ舞台が警察署内で展開する、しかも夜なので絵的にものすごく地味、作品説明などにある、頭脳戦・心理戦と言うほどの事は起こらなかった気がする、まあ味方同士で疑心暗鬼にはなっていたが、自分はもっと敵との駆け引きを期待したのだが…
途中敵側もあれだけ武装していて、閃光弾は使ったのになんで催涙弾を使わないのかな~?などと考えてしまった。(まあ、そんな事したらすぐ終わってしまうのだが)
ラスト近くでの逃げ道の発見にも「普通最初に全員で署内を調べるだろ!!」とか「勤めててなんで主人公は知らないんだ!!」などとツッコミを入れたのは、自分だけでは無いはずだ。
終始地味で派手さも真新しい展開も無い、だがそれなりに緊張感はあり、近年の作品と言うよりも一昔前の作品を見ているような気がした、そう言う意味では懐かしい匂いのする作品だった。
これから鑑賞する人は期待せずに観れば、それなりに楽しめると思う。