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新海誠監督最新作『天気の子』発表。

プロデューサーや監督、ファンですら予想しなかった『君の名は。』のメガヒットから3年。
邦画歴代興行収入2位に躍り出て「ポスト宮崎駿」の急先鋒となった新海誠監督が本日、最新作『天気の子』を発表しました。

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『君の名は。』は、『ほしのこえ』における時間のズレや『秒速5センチメートル』の最愛の人との別離といったテーマをなぞりながら『言の葉の庭』のように2人で歩む未来への希望を残す終わり方で、これまでの新海作品を総括したような内容でしたが、それを経て制作される本作では一体どのような物語が紡がれるのか?。
プレスリリースや会見でのコメントによると、天候をテーマに男女の恋模様を描く「どエンタメ」らしいのですが、タイトルやキービジュアルから往年のジブリ作品や細田守作品っぽい雰囲気を感じるのは私だけか?。
キャラクターデザインは『クロスロード』『君の名は。』に続いて田中将賀さんとのことで、東宝としては「ジブリ=あの絵柄」というようなパブリックイメージを新海作品にも取り入れる狙いがあるのかもしれませんね。

公開は2019年7月19日と『シン・エヴァ』なんかと比べると近々な気がしますが、『君の名は。』の時も前年の12月に制作会見を行ったので順当な発表と言えます。
キャストはノンプロですが、きちんとオーディションをして選出されているそうなので新海作品特有の美しい映像を彩る瑞々しい演技に期待しましょう。