旧いまここにあるもの

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話題に事欠かないフォトキナ(ただしオリンパスは音沙汰なし)

今年のフォトキナはライカとシグマとパナソニック連合もそうだけど、リコペンの手ぶれ補正対応「GRⅢ」や、富士フィルムの一億万画素の中判機「GFX 100S」など、既定路線だったニコキヤノのフルサイズミラーレス参戦が霞む発表が続いて話題に事欠きません。
そんな中、私が一番面白いと思ったのはカールツァイスandroidSSDAdobe Lightroom CCを搭載したフルサイズコンデジ「ZX1」。

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コンデジというにはデカいし、その有り様はパナソニックLUMIX CM10」のフルサイズ版と考えた方がしっくりくるんだけど、ニコキヤノのフルサイズミラーレスがシングルスロットで批判されてるのに対し、コチラはSSD内臓でそもそもカードスロットが無いという驚きの仕様。
しかも現像ソフト内蔵でそのままクラウドに保存したりSNSにアップできるなど、良い悪いは別として、新しい方向性を示すという意味ですごく面白い製品だと感じています。
(真面目な話、カメラが常時ネットに接続し撮影しながらクラウドに保存できれば、バックアップとしてのダブルスロットって必要無くなるよね?)
カールツァイスだから値付けはライカ並になりそうだけど、こういう尖がった製品って日本のメーカーは不得意だから今後もガンガンやって欲しいです。

そして肝心のオリンパスですが、マジで何一つ発表しなさそうで心底ガッカリしています。
フルサイズミラーレスに浮気したパナソニックですら、きちんとm4/3用の10-25mm F1.7という面白いスペックのレンズを発表したというのに、本当にやる気あるのだろうか?。
オリンパスのm4/3でシステムを組んで相当投資しているからこそ言わせてもらうけど、まずレンズのロードマップを更新しろ!。
そして早々に2倍テレコンを出せ!!。

4/3センサーの特性を考えても超望遠ズームの方が需要が高いはずなのに、F1.8シリーズと焦点距離が被るPRO単焦点ばっか拡充して「12-100mm F4.0 IS PRO」以降、胸躍るレンズが出てこないとか致命的すぎます。
ファームウェアで機能更新を行い製品サイクルを長くするなどと宣いながら、フラッグシップであるE-M1 markⅡですら放置気味で少しはパナソニックやフジフィルムを見習えってんだ!!。

E-M1を超える真のフラッグシップ機を作ってるとか言われてますが、フルサイズミラーレスが盛り上がる中、存在感を示さないでいるとニコン1みたくユーザーを取り逃がしますよ?。
いやマジで!!。