Re:CREATORS #18 「すべて不完全な僕たちは」

あと10話早くこの盛り上がりを持って来ていれば作品の評価が変わっていた気がする『Re:CREATORS』第18話。

独自の人間愛を語り「アルタイルのギャフンとした顔が見たい」という理由で颯太たちに協力するマガネちゃんですが、今更ながらこのキャラって性転換した折原臨也(デュラララ!!)ですよね?。

何時も胡散臭い笑顔を浮かべ、人を食ったような言動で煙に巻くのとかホントそっくりで、もし2人が出会って意気投合したら最悪のコンビが生まれそうな予感(汗)。

これまでは状況を引っ掻き回すだけでイマイチ好きになれなかったのですが、今回の彼女は颯太にハッパをかけクライマックスに向けた伏線を仕込むなど、性格や能力が上手い事機能していて良かったです。

そんなマガネちゃんからスタンド…もとい「板額」を返却された弥勒寺と、娘を生き返らせてもらった手前メテオラ陣営に与する他ないブリッツの共闘によって白亜翔もフルボッコかと思いきや、意外なほど実力は拮抗しており、その辺り流石は主人公といったところか?。

最終的にまさかの星河ひかゆの活躍で決着がつくのですが、彼女の肢体を舐め回す気合の入りまくったねっとりカメラワークから炸裂する必殺技は演出が完全にシンフォギアで大爆笑。

この新設定が承認された理由が「皆ああいうの好きだから」って、それでいいのかww

弥勒寺がネタバレかまして和解とかご都合主義以外の何ものでもないですが、今まで微妙だったオーディエンスの反応を含め勢いがあったので赦す(笑)。

というか作者の八頭司氏は何で無頓着な弥勒寺に黒幕の正体とか教えたんだよww。

承認力でパワーアップしたアリステリアも合流し、孤立無援となったアルタイルの捕縛を再度試みるも、セレジアの彼氏?が愛機と共に登場し形勢が再び逆転したところで次回に続く。

「アベンジャーズ的なアニメを作る」という当初のコンセプトが結実した燃える展開が続き本当に面白くなってきたので、この勢いのまま最終回まで駆け抜けてくれる事を期待しております。