旧いまここにあるもの

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ファンが納得するか甚だ疑問な実写版『GHOST IN THE SHELL』第一弾TRAILER公開

という訳で告知されていた通り士郎正宗さん原作の『攻殻機動隊』をハリウッドで実写化した『GHOST IN THE SHELL』の第一弾予告が公開されました↓


皆さんがどう感じるか分かりませんが、押井版をベースに『S.A.C.』や『イノセンス』果ては『ARISE』の要素までぶっ込んで『ブレードランナー』の頃から何一つ進歩してない日本観をミックスした脱力の映像には正直嫌な予感しかしません。
確かに押井版の舞台は香港をイメージソースとして使っていましたが、それをお手本にするならそのままやればいいだけの話であって、そこにどうして間違いだらけの日本要素を加えたのか謎すぎ。

今時Google MAPのストリートビューを使えば来日せずとも街並みをリサーチできるのに、馬鹿丸出しな「高級ホテル」や「酒 成人専用」と書かれたセンスの欠片もない看板が日本のどこに立っているというのか?。
こういう形でしか「日本」を表現できない乏しいイマジネーションで革新的な物が作れるとは到底思えないし、もしこれが『ブレードランナー』へのオマージュなら制作中の『ブレードランナー』の続編でやれや!!って感じ。

バーと思われる空間の壁にも「カクテル 高めろ!」とか意味不明の文言まであるし呆れて物も言えません。
シン・ゴジラ』の石原さとみ嬢の英語力を批判してた奴等(主に日本人だけらしいが)はこれもきっちり叩いてくれるんですよね?。
全日本人が失笑してますよ?。

もはやストーリー云々以前に、こんなギャグみたいな絵面を真面目に観れるかの方が私は心配で、最悪吹き替えに田中敦子さん、大塚明夫さん、山寺宏一さんといったオリジナルメンバーを起用してくれれば救われますが、この上クソヘタタレントキャストとか使ったらマジで苦情を送り付けます。