スタッフ&キャスト
予告映像
感想
本国では歴代記録を塗り替える大ヒットを記録した『10人の泥棒たち』を観る。
日本では作品の評価より、山寺宏一さん、朴璐美さん、平田広明さん、平野綾さん、 石塚運昇さん、小山茉美さん、小山力也さん、野島健児さん、小松由佳さん、中井和哉さん、といった豪華声優陣による吹き替え版が話題になりましたが、スタッフやキャストが日本人には馴染がないのでこういった部分でアピールするのは上手い戦略だと思います。
さてこの映画。
邦題から三谷幸喜や内田けんじ監督風のコメディタッチな作品をイメージしたのですが蓋を開けてみると思いの外ハードでビックリしました。
張り巡らされた伏線やその回収は上手いと思いますが本編が異様に長い上、人間関係もゴチャゴチャしているのでテンポ感はイマイチ。
登場人物も多すぎて個々のドラマに雑な部分があるし、そもそも必要性を感じないキャラが何人もいました。
そのあたりを整理した方がより面白くなったと思うのですが、この荒削り感もまた韓国映画らしい部分なので仕方ないですね。