押井守監督が手掛けた『GHOST IN THE SHELL』をそのまま実写化すれば良いものをTVシリーズである『S.A.C』の要素を混ぜ混んだ挙句「笑い男」を事もあろうか「悪役」として登場させる駄作化待ったなしなハリウッド版『攻殻機動隊』のティザー映像が公開されました。
私は別にスカーレット・ヨハンソンが少佐を演じても良いと思うし、その事を批判するつもりはないのですが、公開された映像のセンスの無さや醸し出される「コレジャナイ感」には正直ガッカリしています。
情弱外国人が考える日本像で作られたロボット芸者からセット臭しかしない素子の部屋。
ミスキャストとしか思えない北野武さん演じる荒巻が銃をぶっ放すカットなんて完全にジャパニーズヤクザのそれで開いた口が塞がらない。
スタッフはここで「ファッキンジャップぐらい分かるよ馬鹿野郎」とでも言わせるつもりなのだろうか?。
世紀の愚作『ドラゴンボール エボリューション』と同じく世界中のファンから総スカンを喰らうかもしれない『Ghost in the Shell(原題)』は2017年3月に全米公開予定。
日本での配給は今のところ未定です。