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『シン・ゴジラ』の北米版予告が秀逸な件

北米でも限定公開という形ながら封切りが決定した『シン・ゴジラ』。
ゴジラ映画の本質を「怪獣プロレス」だと思ってる連中に受けるかどうかは別として、公開された予告映像は控えめに言って素晴らしい出来で作った人間の「ゴジラ愛」をひしひしと感じた次第であります。


米国人が日本映画の予告を作るとフリー素材のBGMに野太いナレーション乗せて映画の派手なシーンを片っ端からぶっ込んだネタバレ上等な詐欺予告になる事が多いのですが、『シン・ゴジラ』は隠すべき部分はきっちり隠し、人間ドラマがメインになる事を示唆するなど内容に正直な作りでとても好感が持てます。
テーマ曲の使い方も秀逸で、タイトルがドーンで鳴き声がバーンとかホント最高かよ!!。

タイトルも東宝が用意した「godzilla resurgence」ではなく原題の「shin godzilla」を用いるなどリスペクトが半端ない。
庵野さんが総監督とあって『エヴァ』を意識した配色があったりはするのですが、それくらいは無問題。
むしろ宣伝の観点からはあって然るべきでしょう。