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『Re:ゼロから始める異世界生活』 第7話 「ナツキ・スバルのリスタート」

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今期一番ヘヴィな作品は『Re:ゼロから始める異世界生活』なのではないか?と思い始めた今日この頃。
映像面でのショックはそれほどでもないのですが、毎回精神をゴリゴリ削っていく展開が本当に恐ろしすぎます(汗)。

物語がスバルの主観で進むからというのもあるのですが、「明日は気になるあの子とデートだ~」と浮かれ気分で"就寝"したらそのまま"終身"して振り出しに戻された時の絶望感たるや尋常じゃない
一緒に過ごした大切な時間が全て無かった事にされた上、身に覚えのない罪で双子のメイドちゃんに憎まれ、失敗するたび文字通り死ぬ様な苦しみを味わわされる無間地獄。
しかも「自分が同じ時間を繰り返してる事は他言できない」=「協力者を作れない」という縛りプレイのオマケ付きで、その点オール・ユー・ニード・イズ・キル』よりたちが悪い。
最初は「便利な能力」かに思われた「死に戻り」ですが、これは完全に「呪い」ですね。

昨夜放送された第7話もスバルが精神崩壊するのでは?ってくらいに追い詰められて、あれで逃げ出すなという方が無理な話。
自分の気持ちを理解してもらえない事ほど苦しいものはないのですが、それでも大好きな人たちの笑顔を取り戻すため『時かけ』よろしく過去に飛ぶ姿は最高に格好良かった。
(イージーモードな他のラノベ主人公もこのガッツを少しは見習ってほしいものだ)

初めて能動的に「死に戻り」を起こすラストも、これまでの積み重ねがあるからこそスバルの覚悟が伝わり、下手な映画のクライマックスより盛り上がった気がします。
次回から始まるであろう解決編への期待がいやが上にも高まるのですが、これでテニス中継で放送休止とかになったら私は泣きますよ(苦笑)。