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『甲鉄城のカバネリ』 第二話 「明けぬ夜」

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カバネの襲撃によって地獄と化した砦から甲鉄城で脱出を試みる『甲鉄城のカバネリ』第2話。

前回カバネを瞬殺した無名がこれまた露出度の高い戦闘服に着替え『イコライザー』のデンゼル・ワシントンみたくクリアタイムを設定し敵を一掃。
二丁銃とその身体能力を駆使したアクロバティックな戦闘シーンは今回のハイライトなのですが、これだけ和風な世界観に躊躇なく英語詩のボーカル曲をぶっ込んでくる澤野BGMの歪み無さに思わず笑ってしまいました。
それにしてもテクテク歩いてきて槍でカバネをブスブス刺し殺したり、電池切れで眠りに落ちるとアホ毛も一緒にヘタるなど、無名ってもしやこの作品のコメディリリーフなのだろうか?。

一方、ツラヌキ筒の実用化と感染を抑え込む事に成功した生駒ですが、カバネの疑いを掛けられた者がどういう扱いを受けるか散々目にしてきたはずなのに一貫して「説明すれば分かってもらえる」というスタンスなのは如何なものか?。
頭良いんだからそこは上手く立ち回れよと思うんだけどねぇ…。

案の定、撃たれて甲鉄城から追い出されてしまうのですが『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のニュークスくんよろしく「俺を見ろ」と言いながら彼らの為に大仕事をやってのける。
「見捨てた奴に助けられた記憶をずっと抱えて生きていけ!!」「それを俺はあの世から笑ってやる!!」とその行動は完全に来栖への当て付けなのですが、生駒ってなかなかイイ性格してますよね(笑)。

最後の仕事を成し遂げ感傷に浸っていたら、ひょっこり現れた無名にフックを引っ掛けられ強制帰還。
眼鏡を拾って掛けてあげる逞生がイイ奴すぎて泣けるんだけど、感情論で動く彼の行動ってこの世界では危険極まりないよね…。

またしても侍達に自害を迫られる生駒ですが、そんな彼を助けるため無名がセクシーショットで「カバネリ」の存在を明らかにしたところで第2話は終了。
これで堅物共が納得するとは思えないのですが、そういった点を含め次回が楽しみです。


ところで公式にアップされている次回予告。
ナレーションが珍妙すぎてビックリしたのですが、コレどこの『ニンジャスレイヤー』ですかね?(苦笑)。