旧いまここにあるもの

Yahoo!ブログ時代のアーカイブ。記事内のリンクが上手く機能しなかったり、タイトルが文字化けしたり、画像のアスペクト比が可笑しいのはダメダメな移行機能の所為。新ブログはこちら→https://imakokoniarumono.hatenablog.com/

『甲鉄城のカバネリ』 第六話 「集う光」

イメージ 1

無名ちゃん(12歳)のトラウマから幕を開けた『甲鉄城のカバネリ』第6話。
庇われながら坑道に逃げ込んだはずなのに無名だけが瓦礫に埋もれる謎。

今回は彼女が戦いの道に足を踏み入れるまでの経緯がちょろっと語られましたが、噛まれてカバネリになったのではないとすると「兄さま」と呼ばれる人物(恐らく宮野真守くんがCVを担当する「美馬」)が人工的にカバネリを生み出して兵器利用しているという事でしょうか?。

それにしても動けない無名を守るためカバネの大群を1人で退けるとか生駒の成長速度は異常すぎやしないか?。
無名に「強くないのに」と大事な事なので2回も言われましたが、あれだけの戦闘力に加え武器を作ったり作戦を立案する知識もあるんだから少なくとも無名よりは強いだろww

そんな2人は自力で甲鉄城まで戻るのかと思いきや来栖たちが迎えに来てくれてビックリ。
曰く「四八式鎮守砲」(字が合ってるかは分からない)の回収ついでとの事ですが、巣刈の「(この借りは)仕事で返せよな」って台詞は良いですね。

心を入れ替えた無名は前話で怒らせてしまった子供たちに謝罪し「融合群体」または「黒けぶり」と呼称されるカバネの群れとの戦いに挑む。
この「黒けぶり」は最初『怪談百鬼図会』の「大入道」をイメージしているのかと思ったのですが、動いたら完全に『もののけ姫』の「タタリ神」でしたね(苦笑)。

主砲を使いコアを覆うカバネを弾き飛ばし、無名が止めを刺すチームワークが要求される今回の作戦。
先走って主砲を発射し無名から「早いよぉ~」とダメ出しを食らった逞生が「仕方ねぇだろ初めてなんだから!!」と言い返す他意があるとしか思えない会話が笑いを誘う。

鉄砲隊、そして連戦に次ぐ連戦なのに疲れを見せない生駒と、サムライの本領を発揮する来栖が露払いする流れが秀逸で、一肌脱いで気合を入れる侑那の姉御や、満を持して盛り込まれた巣刈の見せ場など総力戦と言っても過言ではありません
ただ第二話のポイント切り替えの件といい、今回の圧力制御棒といい、重要な可動部にカバネの肉片挟まり過ぎだろww

二度目とは言え最後尾の車両を蹴り落とし居住車両の上を激走する「黒けぶり」をあそこまで引き付けてから撃つ逞生のギャンブラーっぷりも凄まじいのですが、あの状態で発砲して生駒を含め屋根の上で戦ってる連中はよく無事だったもんだ(汗)。
露出したコアに飛び込み止めを刺す無名ですが、本体になっていたのはもしや元カバネリの少女でしょうか?。

放り出された無名を抱きとめる生駒が完全にカップルだったり、スピードの出し過ぎで脱線しそうになる甲鉄城を内部の重心移動で立て直すシークエンスなど今回は見所満載で面白かったです。