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『甲鉄城のカバネリ』 第十一話 「燃える命」

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どんだけとっ散らかるかと思えば、意外に持ち直した『甲鉄城のカバネリ』第十一話。

美馬パパのCVがまさかの大塚明夫さんでビックリしたのですが、これがダンディな声に不釣り合いなほどの小者で、どうしてこんなのが将軍の座についてるか謎すぎる。
反乱を起こした美馬を甲鉄城の面々が捕縛したという真偽不明の情報を真に受け開城する金剛郭の警戒感の無さにしても、これでよく今までカバネに落されずに済んだもんだ。

一方、目の前で逞生を殺された生駒は、ここに来てヘタレモードを発動。
落として上げるのは作劇の基本だけど、今までとキャラ違いすぎるね?。
落下=生存フラグなようで来栖とガトリングジジィも五体満足でひょっこり再登場。
しかし、こんなお荷物を抱えてよくあの修羅場を切り抜けられたな(汗)。

万事順調に事が運び、中の人繋がりで言えば「計画通り(ニヤッ)」ってな感じで呆気なく父親と再会を果たす美馬。
脇差に施した細工で将軍をカバネにするというのは面白いアイデアですが、それを見た部下が躊躇なく発砲したのには驚き。
死体蹴りまでされてたし、やはりこの将軍は皆に好かれていなかったようである。

それにしても拘束されていたはずの美馬が次の瞬間自由になったり、どこからともなく愛刀を取り出すなど、描写のいい加減さには呆れるばかり。
あまつさえ奪った通信機で言いたい放題吹聴しているのに、どうして周りの人間は誰一人止めようとしないのか?。
彼は罪人としてこの場に連れて来られたんだよね?。

無名がわざと急所を外した事を知り、腐っていた生駒が早くも復活。
決意の断髪式から失った右腕にツラヌキ筒を縫い付け、ジジィが隠し持っていた薬でアメコミヒーローみたいなビジュアルに変身し最強の敵と化した無名を救い出す最終決戦に挑む。
1話でカバネの浸食を抑え込む為に装着した首の枷を自ら外し、無名を救うというただ1つの目的の為に全てを投げ打つその姿には不覚にも胸が熱くなりました。
次回はいよいよ最終回だ!!。