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「きれいなコミケ」と話題の『知られざる"コミケ"の世界』を観た。

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「日本ひきこもり協会」じゃない方のNHKで放送された『知られざる"コミケ"の世界』を録画視聴。
ネットで話題になっていた通り確かに「きれいなコミケ」であった。
いくらお天気コーナーでCV豊崎愛生さんな萌えキャラを出したり、我々が払った受信料で企業出店しちゃうNHKであっても、夕方にあられもない姿の美少女が描かれた大量のスマート本は映せなかったか。
ちょっぴり期待していたのに…(おい)。
 
けどまぁ逆に言えばあの会場で、よくそういった物を避けて立ち回ったものだと感心させられます。
編集段階での作業を含めスタッフは相当苦労したに違いない。
 
個人的に笑ったのが、まさかのアニメ化が決定した同人誌『それが声優!』を取り上げておきながら、原作者であり次期プリキュア声優の浅野真澄女史を完全無視で、半ば強引にイラストを描かされている『ハヤテのごとく!』の畑健二郎さんだけがインタビューを受けていて爆笑。
(だって後ろで浅野さんせっせと働いてるんですよ?)
これには思わず「プロ代表として浅野さんにも話聞けよ!!」とツッコミを入れました。
 
あとは大人の事情で企業ブースの存在自体が抹消されていたのにビックリ。
もしや「俺たちの受信料使って何やってんだ!!」という批判を避ける為だろうか?。
確かに同人誌即売会という本質から外れた部分ではあるもののコミケ」を語るなら避けて通っちゃダメでしょ?。
 
取材やインタビューを受ける参加者を含めテレビ向けな部分を抽出しポジティブに纏めてくれていたのは大変有り難いのですが、語られなかった負の面を含め「これが全てではない」というのが率直な感想。
どっかのク○テレビみたく「オタク=犯罪予備軍」と決め付けて語られるのは最悪だが、ここまで持ち上げられても正直困るのよね。
 
そんな思うところが多々ある『知られざる"コミケ"の世界』。
なんとNHK総合で1月18日(日)午前3:00~3:35に再放送があるそうなので見逃した人はチェックしてみてください。