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『ジョナヘックス』(2010年) -★☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: JONAH HEX
製作: 2010年 アメリ
時間: 81分
原作: ジョン・アルバノ 、トニー・デズニーガ
監督: ジミー・ヘイワード
脚本: ネヴェルダイン 、テイラー
音楽: マルコ・ベルトラミマストドン
出演: ジョシュ・ブローリンジョナ・ヘックス
   ジョン・マルコヴィッチ(クエンティン・ターンブル)
   ミーガン・フォックス(ライラ)
   マイケル・ファスベンダー(バーク)
   ウィル・アーネット(グラス)
   マイケル・シャノン(クロス・ウィリアムズ)
   ジョン・ギャラガー・Jr(エヴァン)
   トム・ウォパット(スローカム)
   ウェス・ベントリー(アデルマン・ラスク)
   ジュリア・ジョーンズ(キャシー)

予告映像

感想

最近何かと目にする機会の多いジョシュ・ブローリンがアメコミヒームーに扮した『ジョナヘックス』が地上波で放送されたので観る。
敵役のジョン・マルコヴィッチや、沢○エリカよろしく口が災いして干されたミーガン・フォックスがヒロインとして参加するなど、なかなか豪華な面子が揃っているにも関わらず米国内では大コケ。
批評家から酷評され、日本ではビデオスルーとなったいろいろと残念な作品です。
 
物語は妻子を目の前で殺され自身も瀕死の重傷を負ったジョナヘックスの復讐劇。
臨死体験によって死者と対話する能力を得たジョナヘックスが、死んだと思われた仇のクエンティン・ターンブルの世界征服計画を阻止するため奔走する、ヘンテコ兵器も飛び出す『ワイルド・ワイルド・ウエスト』的トンデモ西部劇。
 
アクションに関してはケレン味があって悪くないのだが、とにかくストーリーが雑。
それもそのはず本編たったの81分。
サクサク展開と言えば聞こえは良いが、キャラクターを掘り下げる時間もなければ、ラストバトルも非常に淡泊でカタルシスを得られないまま気付けばエンディングになっていた。
 
死者の声を聞くジョナヘックスの能力や、愛馬にガトリングガンを取り付けるなど、設定は面白いのに勿体ない。
ロバート・ロドリゲスあたりに監督やらせれば傑作になっていたのではないか?。