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シリーズ再始動を計る『ボーン・レガシー』の本予告が解禁。

 
頭のイカレタ元SWAT隊員だったり、極限のスリルに取り付かれた爆弾処理班だったり、出鱈目なアメコミヒーローと渡り合う弓の名手だったりと、出演作毎に違ったキャラクターを演じている今最も旬な役者ジェレミー・レナーを主役に迎えたボーンシリーズ最新作『ボーン・レガシー』
 
ジェイソン・ボーンことマット・デイモンが降板しどうなる事かと思ったら、同じ世界観・時間軸で別の主人公を新たに立ち上げるというウルトラCでシリーズの再始動を計る。
 
公開された映像では『ボーン・アルティメイタム』で描かれた出来事や登場人物が多数確認出来、世界観の共有を感じさせます。
ノア・ヴォーゼンやパメラ・ランディと言った主要キャラクターに加え駅で射殺された新聞記者まで登場していたのが意外。
それらの事件が本作のストーリーに深く関わっているのだろうか?。
 
開示されている情報は断片的過ぎて物語の全体像を把握する事は出来ませんが、予告映像からはトレッドストーンと似た秘密計画の関係者が口封じのため消されて行く中で主人公と彼の主治医であるドクターが逃亡するという筋立てに見えます。
(それにしても今度の主人公は「2種類の染色体を組み込んだ」とか、まさかの遺伝子操作ですか?)
 
今回もボーンシリーズの醍醐味であるリアルな格闘戦やカーチェイスなどは押さえられている模様。
ただバイクによる市街地の疾走や、スラム街を屋根伝いに移動するシーンなど、『ボーン・アルティメイタム』と重複する構成が多いのがちょっと気になります。
予告映像のハイライトである屋根から狭い路地に飛び降り追手を倒すシーンも、前作のカメラが追従しつつ窓に飛び込むシーンのインパクトに比べると弱い気がしますね。
 
シリーズ通して脚本を担当して来たトニー・ギルロイがメガホンを取りエドワート・ノートンレイチェル・ワイズなど実力派キャストが参戦した『ボーン・レガシー』
同じ世界観という事で何れジェイソン・ボーンとの共闘なんて夢のシチュエーションが実現するかもしれません。