私がビジュバンにガッツリ嵌っていた2000年代始めに絶大な人気を誇り若手ながら後のビジュアル系業界に1つの方向性を示し解散した
が昨年夏の横浜赤レンガ倉庫でのフリーライブを経て完全復活!!。
活動再開後初の音源リリースとなる本作は何とシングル3枚同時リリース!!。
と言えば聞こえは良いが各シングル1曲収録で500円×3枚という販売形式に意味があるのか個人的には疑問。
値段が安く全部買ってもシングルCD1枚強くらいの値段なので、その点で悪どさは無いがジャケットやブックレットの作り込みから見ても正直資源の無駄使いとしか思えない。
更に言わせて貰えば件の赤レンガ倉庫でのフリーライブ映像を3枚同時購入特典として用意し、しかも5つのレコードショップでそれぞれ違う内容のDVDをプレゼントするという商法には呆れるばかり。
私自身そのイベントには参加出来なかったので観たい気持ちは山々なのだが、あまりにも馬鹿馬鹿しく諦めて【完全受注生産限定BOXセット】を購入した次第である。
こういった売り方はアーティストにとってマイナスにしかならないと思うのは私だけだろうか?。
販売形式については色々と言いたい事があるのだが楽曲に関しては
ロック色全開の「凛然アイデンティティ」
驚くほどポップな「teeny-tiny star」
歌謡曲テイストの強い「モノドラマ」
とそれぞれ個性があって文句なし。
解散前は打ち込み全開のミクスチャーサウンドに傾倒していたが今回は割と素直に音楽をやっている印象を受けた。
6日には復活後初のライブも控えており今後の活躍に注目が集まるのだが、個人的には4人のメンバーがそれぞれ在籍している「kannivalism」と「boogieman」の活動をどうするのかが心配でなりません。