スタッフ&キャスト
原題: 3:10 TO YUMA
製作: 2007年 アメリカ
時間: 122分
原作: エルモア・レナード
監督: ジェームズ・マンゴールド
脚本: ハルステッド・ウェルズ 、マイケル・ブラント 、デレク・ハース
音楽: マルコ・ベルトラミ
出演: ラッセル・クロウ(ベン・ウェイド)
クリスチャン・ベイル(ダン・エヴァンス)
ローガン・ラーマン(ウィリアム・エヴァンス)
ベン・フォスター(チャーリー・プリンス)
ピーター・フォンダ(バイロン・マッケルロイ)
ヴィネッサ・ショウ(エマ・ネルソン)
アラン・テュディック(ドク・ポッター)
グレッチェン・モル(アリス・エヴァンス)
ダラス・ロバーツ(グレイソン・バターフィールド)
レニー・ロフティン(グレン・ホランダー)
ルース・レインズ(ウェザース保安官)
ケヴィン・デュランド(タッカー)
ベン・ペトリー(マーク・エヴァンス)
監督: ジェームズ・マンゴールド
脚本: ハルステッド・ウェルズ 、マイケル・ブラント 、デレク・ハース
音楽: マルコ・ベルトラミ
出演: ラッセル・クロウ(ベン・ウェイド)
クリスチャン・ベイル(ダン・エヴァンス)
ローガン・ラーマン(ウィリアム・エヴァンス)
ベン・フォスター(チャーリー・プリンス)
ピーター・フォンダ(バイロン・マッケルロイ)
ヴィネッサ・ショウ(エマ・ネルソン)
アラン・テュディック(ドク・ポッター)
グレッチェン・モル(アリス・エヴァンス)
ダラス・ロバーツ(グレイソン・バターフィールド)
レニー・ロフティン(グレン・ホランダー)
ルース・レインズ(ウェザース保安官)
ケヴィン・デュランド(タッカー)
ベン・ペトリー(マーク・エヴァンス)
あらすじ
地主からの執拗な嫌がらせによって貧しい生活を余儀なくされているダン・エヴァンス一家。
そんな折、地元町で卑劣な悪事を繰り返す強盗団のボス、ベン・ウェイドが逮捕される。
2日後、隣町にやってくるユマ行き3時10分発の汽車に乗せ刑務所へ連行する事になるのだが、強盗団の仲間がベンを取り戻すべく襲撃を企てていた。
ダンは家族の生活を守る為、200ドルの報酬と引き換えにこの危険な護衛任務を買って出る…。
予告映像
感想
西部劇は当たらないという大方の予想を裏切りスマッシュヒットしただけあって非常に見応えがありました。
映画のプロットやストーリー展開などはリメイクだけあって目新しさは皆無。
しかし「西部劇」という様式美を追求した作りは潔く、演出なども確りしているので退屈する事はありません。
強盗・殺人何でもござれの大悪党でありながら自分が決めたルールだけは決して破らないラッセル・クロウと、地主からの嫌がらせを受け家族にもすっかり愛想を尽かされた冴えない元軍人のクリスチャン・ベイル。
正反対な人生を送って来た2人の男が出会い、何時しか芽生える不思議な連帯感。
幼くして親に捨てられ何もかも達観しアウトローとして生きて来たベンが、家族の為、そして自分の為、何かを成し遂げようとするダンの生き様に惹かれていく後半の展開はグッと来る。
最初はヘタレ扱いだったのに終盤は尊敬とも取れる熱い眼差しを向けていたのが印象的で、去り際、手向けとばかりにダンに花を持たせたのは不器用なベンができる最大級の賛辞だったのだろう。
『男たちの挽歌』しかり、『HEAT』しかり、こういった言葉ではなく行動で語る男達のドラマは何時観ても良い物だ。
しかし、あれだけベンに尽くして来た部下達の末路はちょっと可哀想だったなぁ…(苦笑)。