旧いまここにあるもの

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作:えすのサカエ 「未来日記.12・最終巻」 (角川コミックス・エース)

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選ばれた12人の人間が神の座をかけた戦いを繰り広げる『未来日記』が堂々の完結!!。
 
全ての元凶が一巡目の世界から来た我妻由乃だったという衝撃の事実が明らかになった前巻から続く怒涛の展開。
死んだと思われた9th・みねねや二順目の世界のムルムルまで加わって三順目の世界で遂に雪輝と由乃の因縁に決着が付きます。
  
時間軸や人間関係が異常にややこしく、オチもかなり強引な気もしますが最終的に雪輝と由乃が結ばれるハッピーエンドで何より。
何気に二順目の世界のみねねも三順目の世界の西島とちゃっかり幸せになってたしね(笑)。
 
神となり一万年の孤独を生きた雪輝を一順目の世界の由乃の記憶を受け継いだ三順目の世界の由乃が時空の壁をハンマーで叩き壊して会いに来る超展開は「我妻由乃」という出鱈目なキャラクターだからこそ成立したと思います。
 
あの時もし積極的に行動していたら?。
勇気を振り絞って声を掛けていたら?。
未来はどう変わっていただろう?。
物語を通して「人生とは選択の連続である」という事を実によく表現した作品でした。
 
そんな『未来日記』もこれにて終了ですが秋からTVアニメが放送開始予定。
人をばったばったと斬り殺す我妻無双は規制されるとして(苦笑)、ストーリーは原作が完結したんだから忠実にやって欲しい物です。