旧いまここにあるもの

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『CATHERINE -キャサリン-』の一周目をなんとかクリアしました。

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つう訳で先日購入した
を無事?クリアしました。
 
いやぁ~私自身アクションゲームは得意ジャンルだと思っていたのですが「ノーマルモード」にも関わらず数百回死んじまいやしたよ(苦笑)。
そんな訳でこれからプレイする人は腕に覚えがあっても「イージーモード」から始める事を強くオススメします。
 
さて本編の感想ですが現在戒厳令が布かれており下手な事言うとマスターに
「BAN★」
されてしまうので余り詳しく書けないのですが結論だけ言えば
「無茶苦茶面白かった」
です。
 
物語は誠実な彼女・キャサリンとの煮え切らない関係をズルズルと続けている優柔不断な主人公・ヴィンセントがある夜、謎の美女・キャサリンと出会い"一夜の過ち"を犯した事から幕を開けます。
 
独身貴族の私にとって「結婚」「浮気」がどういうものなのか全くもって分からんのですが、家庭を持つよりも悪友と毎夜バカ騒ぎをしていたいというヴィンセントの気持ちだけは痛いほど理解出来ます。
ピーターパンシンドロームじゃありませんが男って大概そういう思考なんじゃないかな?。
 
そんなダメ男達に襲い掛かる謎の悪夢。
責任を果たせない者達が「哀れな(子)羊」となり強制的に「大人の階段」を登らされるというのだから実に皮肉です。
このアクションパートはパズル的要素を兼ね備えたシンプルな作りとなったおり、それ故に中毒性があってかなり嵌る。
ただ難易度は比較的高めなので、この手のゲームが苦手な人は注意が必要かもしれません。
 
豪華声優陣の演技合戦も見所となっており、沢城さんの妖艶な演技と若本さんの自由過ぎるアドリブは必聴!!。
個人的には加持さんとミサトさんを彷彿とさせるヴィンセント×キャサリンの会話や、『カウボーイビバップ』以来となる山寺さんと若本さんの共演にも胸が熱くなってしまいました。
(共にキャラは全然違いますがねww)
 
この作品
「大人のジュブナイル
と銘打っているだけあって20歳越えた男性であればプレイし終わって色々と考えさせられる事請け合い。
随所に散りばめられたお酒の豆知識や恋愛にまつわる偉人達の格言なども目から鱗でございます。
 
往年の映画番組を模したOPムービーやナレーターによる作品解説など遊び心溢れる構成。
 そして皮肉がたっぷり込められた捻くれたストーリーに私は非常に満足しております。
ただ1つ「PERSONAシリーズ」同様アニメパートのクオリティを除いてね…。