旧いまここにあるもの

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「月刊Newtype 10月号」。表紙は劇場版公開間近の『機動戦士ガンダム00』から刹那とティエリアが登場。

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早い物で10月号です。
今回は公開間近とあって表紙&巻頭&付録全てが
 
特集記事ではメインキャスト4人(宮野真守くん・三木眞一郎さん・神谷浩史くん・吉野裕行くん)と劇場版でゲストキャラクターを演じる勝地涼くんのグラビアインタビューを掲載。
劇場版の全体像は公開までシークレットみたいですが、敵がELSと呼ばれる「地球外変異性金属体」である事だけは判明。
予期してはいましたが、宇宙人が対話相手とか何処のマクロスですか? (苦笑)。
出来はどうあれ保守派から袋叩きにされる事は確実でしょうね…。
 
時期的には秋新番か始まるのでその情報に力を入れて欲しかったのですが相変わらず手抜き?な感じでした。
そんな中『神のみぞ知るセカイ』のスタッフが掲載されていたのですが製作はマングローブなんですね!!。
初期の頃は萌えと対極にある会社だったので度肝を抜かれました。
(まぁ『聖剣の刀鍛冶』もそれっぽかったんですが…)
 
他にもようやく公開時期が11年2月26日と発表された『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』の関係者証言や、『H.O.T.D』の荒木監督へのインタビューや主要キャスト座談会なんかもあり。
 
個人的には内山昂輝くんとGACKTさんが対談している『屍鬼』の記事で「最愛の人が"屍鬼"になったらどうするか?」「"屍鬼"に襲われたらどうするか?」という問い全てに逃げると答えた内山くんと自分の手で殺すor戦うを選び続けるGACKTさんの正反対な答えに笑わせて頂きました。
(この2人友達にはなれないんだろうなぁ~ww)
 
恒例となった沖方さんと富野さんのガチンコ対談、今回のテーマは「100年もつ作品」
まさか富野さんの口からAKB48というワードが出てくるとは思いもしませんでした。
(この人の視野の広さは相変わらず凄い!!)
クリエイターとはかくあるべきという何時もの富野節を炸裂させると共に、次回作はアニメを次の次元へと繋げる突破口にしたいとの事。
あと10年も出来ないと仰っていましたが御意見番として生涯現役で活躍して頂きたく思います!!。
 
そんな今月号の中で一番印象に残ったのは、やはり今敏さんの追悼記事。
この件に関しては悲しさと同時にやるせなさがこみ上げて来ます。
先日、今さんの公式ページにアップされた遺言とも言える日記「さようなら」を読んだのですがボロボロ泣きました。
奥さんを苦労させない様に自分の作品を管理する会社を立ち上げた事。
マッドハウスの丸山社長に製作途中である『夢みる機械』を託した事。
両親に自分の命が長くない事を伝えた事。
最後の最後まで自暴自棄にならず残される人達の事を考えていた今さんは本当に凄いと思います。
監督として元気に活躍する姿をもっと観続けていたかった…orz