「ビジュアル系」と聞いて今の人々はどう感じるのだろう?。
やっぱ興味無かったり否定的な意見の人が多いのだろうか?。
私にとって「ビジュアル系」とは「好き勝手やってよい音楽ジャンル」という認識で、バンド毎にゴシック・アイドルポップ・ロック・メタルそれぞれ異なる音楽性に邁進出来る自由度の高さが好きだったりする。
そんな「ビジュアル系」の中で今現在最も勢いがあるバンドの１つである「the GazettE」（英語表記が面倒くさいので以後の文章では「ガゼット」と表記します）の最新シングル「SHIVER」が本日発売された。
ガゼット的には意外にも初のアニメタイアップとなる本作は、近年ハードロックorメタル寄りの路線に進んでいた彼等としては久しぶりの歌物に仕上がっている。
詩も基本的には日本語でかなり聴き易くキャッチー。
（その反動かカップリングはかなりぶっ飛んでいるのですがww）
この曲を『黒執事Ⅱ』のOPで耳にした方が大半だと思うが、本作はタイアップありきで作られた楽曲ではなくアニメ製作サイドがこの曲を気に入って採用されたそうだ。
確かに詩の内容を見ると男女の物語で必ずしも『黒執事』とマッチしているとは言えない。
しかしそれを補って余りある疾走感溢れるメロディーと印象的な詩はOPを飾るに相応しく、映像と相まって非常に強いインパクトを残します。
個人的には今期スタートしたアニメ作品の中で映像・楽曲共にベストのOPとなっており、以前からガゼットを知っていた者としても非常に嬉しかった。
１期目でOPを担当したシドがブレイクする切っ掛けにもなった作品だけに新たなファン層を開拓する事になりそうです。
