旧いまここにあるもの

Yahoo!ブログ時代のアーカイブ。記事内のリンクが上手く機能しなかったり、タイトルが文字化けしたり、画像のアスペクト比が可笑しいのはダメダメな移行機能の所為。新ブログはこちら→https://imakokoniarumono.hatenablog.com/

『シャッターアイランド』の超・日本語吹替版ってそんなに良いのかな?。

ギャング・オブ・ニューヨーク』『アビエイター』『ディパーテッド』のマーティン・スコセッシ×レオナルド・ディカプリオが贈るミステリーサスペンス『シャッターアイランド』の「超・日本語吹替版」が好評みたい。
 
イメージ 1
 
この作品は謎解き要素が非常に強く、多くの伏線や細かな演技の中に結末へのヒントが隠されているそうだ。
映画会社はそういった部分に集中して貰う為「字幕版」ではなく、この「吹替版」を推奨している。
 
さて、そんな「超・日本語吹替版」。
どこ等辺が「超」なのかと言うと、
映画を観る幅広い年代の人にアンケートを取り従来の吹替版に感じた不満点を改善したそうです。
 
その改善点と言うのが↓
1. 字幕・吹替の微妙なズレをなくす
2. プロの声優だけを使う
3. 翻訳的な言い回しを避け、違和感の無い話し言葉にする
4. 役名をわかりやすく表記する
5. 大人のための吹替版を目指す
う~ん。
コレって全部吹替版制作の基本理念なんじゃないんですかね?。
特に「プロの声優を使う」って部分は言うまでも無い事だと思うのですが…(苦笑)。
 
まぁ態々宣言しなければならない程に下手糞なタレント起用が蔓延してるって事でしょうね。
しかも其れに観客は不満を感じていると…吹替版じゃないけどジブリもそろそろ改心する頃では?(苦笑)
 
更なる売り文句として翻訳家の戸田奈津子さんを監修に配したとも謳っていますが、
正直この人は翻訳のプロであって吹替版制作のプロじゃないんですよね。
幾ら翻訳が上手いからと言っても吹替版は吹替版で経験が豊富な人がやった方が絶対良いと私は思うのですが…。
 
ちなみに「超・日本語吹替版」の予告映像がコチラ↓
 
 
まぁ加瀬康之さんでも悪くはないんですが、
「なんでディカプリオが浪川大輔くんじゃないんだ!!!!」
と思ってしまった。
 
これはBlu-ray出たら作品の感想とは別に「超・日本語吹替版」の感想も書かなきゃダメかな?(笑)。