シャングリ・ラ

作家・池上秀一さんによる同名小説を原作に『青の６号』『ラストエグザイル』に続きGONZO×村田連爾さんが三度タッグを組んだ作品。

原作はどうかは判りませんがアニメ版は何の芸もなく話をダラダラ進めていた気がします。
もうちょいスパっと出来なかったものか？。
それに作画クオリティも全体的に低かったです。
これ程の話題作なのにGONZOどうした?。
５スタがやってる『咲-saki-』の方がグリグリ動いていたぞ？(汗)。
村田さんは骨格とか確りしたキャラを描くから、動かすのはそれ程難しくない筈なんだけど『青の６号』からコッチどんどん動かなくなってる…orz

P.S.
個人的に『シャングリ・ラ』で印象に残ったのは、涼子のサドっぷりと中田譲治さん(モモコ)のカマっぷりでした(爆)。

青い花

この作品すばり百合物なのですが、変にその部分を強調していない所に好感が持てました。

水彩画で描かれた鎌倉の街並みのなか展開する初々しい人間模様。
感情を丁寧に描いた作画は秀逸で、特にキャラクーが泣く場面はかなり力が入っていたと思います。

最後までしっとりとした人間ドラマを描き切った良作。
やっぱ人間ドラマをやらせたらJ.C.STAFFは強いな～。

狼と香辛料Ⅱ

１期目から随分と間が空いて放送された待望の第２シーズンですが一部スタッフが変更されています。

キャラクターデザイナーが黒田和也さん→小林利充さん。
制作会社がIMAGIN→ブレインズ・ベース。

ただ監督・脚本・音楽は同じですしキャラデザも黒田和也さんの絵を踏襲していますので観ている分には違いは出ていません。

ストーリーは相変わらず派手なアクションシーンなどは全く無く地味目なのですが、魅力的なキャラクターと商売の駆け引きで確りと魅せてくれます。
展開も商人として「生きる・死ぬか」のハラハラと、ホロとロレンスのイチャイチャが良い具合にミックスされていて飽きさせません。

１期の最後でやっとカップル成立?した２人が、第２期では近づく旅の終わりと種族の違いの狭間で揺れ動きます(まぁ結局は元の鞘に収まってラブラブなのですがww)。
今後２人の関係がどうなって行くかも気になりますので、この勢いで第３期アニメ化にも期待しています!!。

プリンセスラバー

最近ありがちな地上波版では大事な部分が謎の影で隠れまくっていてソフト版でスッキリするタイプの作品(笑)。
最初は「ああ～またPCゲーム原作のアニメね～」位で、全く期待していなかったのですが予想以上に作画暴走していて楽しめました。

制作は『創聖のアクエリオン』『マクロスF』でお馴染みの「サテライト」から独立した「GoHands」という会社が初めて担当した様なのですが、アノ会社繋がりにいては驚くほど作画が安定していました(苦笑)。
ただ後半に成るにつれてグダった感あり。
無駄に豪華な声優陣＋作画で持たせたけどストーリー展開はビミョーでした。

前半のまま行ってくれればDVDのシリーズ購入も考えていただけに残念!!。