旧いまここにあるもの

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『シューテム・アップ』 ★★★☆☆

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原題 SHOOT 'EM UP
製作 2007年 アメリ
時間 86分
監督 マイケル・デイヴィス
脚本 マイケル・デイヴィス
音楽 ポール・ハスリンジャー
出演 クライヴ・オーウェン(スミス)
  ポール・ジアマッティ(ハーツ)
  モニカ・ベルッチ(ドンナ)
  スティーヴン・マクハティ(-)
  グレッグ・ブリック(-)
  ダニエル・パイロン(-)
  ジュリアン・リッチングス(-)
  トニー・マンチ(-)
  ラモーナ・プリングル(-)

あらすじ

ある夜、主人公のスミスは男に襲われている妊婦を偶然助ける。
何者かに追われているその妊婦は突然の陣痛によって子供を出産。だがその直後に男の一味の襲撃による流れ弾で呆気無く死んでしまう。
見捨てる訳にもいかず赤子を抱えて逃げるスミス。
だかこの時彼はまだ、この赤子に隠された秘密を知るよしもなかった…。

感想

いゃ~近年稀に観るおバカで下品なアクション映画でした(一応褒めてます)。

男たちの挽歌』のジョン・ウーにしても、『リベリオン』のカート・ウィマーにしても、『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフにしても、ココまでバカにはなれなかった!!。

もう中二病とか以前の小学校低学年が考え付きそうなアクションの連続!!。
アクションシーンで一々メタルが流れたり、セックスしながら敵を殺して最後に「撃ち尽くした」とか本当にバカ過ぎるっ!!(笑)。

本作が上記監督作品と決定的に違うのが格好良さよりも可笑しさの方が上回っているって事。
他の監督はギリギリの所で「カッコイイ」に留めるんだけど、この監督は完全にバカな方向に振り切った!!。
ある意味尊敬する。

こんなんでよくこのキャストが集まったものだと感心。
アクションの馬鹿さ加減に比べて物語が意外にもアメリカの銃社会を風刺していたからだろうか?。

時間的にも内容的にもサクッと観て楽しめる。
そんで「バカ過ぎる~」って笑わしてくれる素敵?な作品でした。