『コードギアスR2』 #07 感想。

TURN.07　「棄てられた 仮面」

シナリオ/大河内一楼、コンテ/村田和也、演出/馬場誠
キャラ作監/佐光　幸恵、メカ作監/SNIPES
総作画監督/千羽由利子・中田栄治

ゼロとしてナナリーと再会を果たすルルーシュ。
だがナナリーはルルーシュが思う以上の決意を持ってエリア11新総督の道を選んでいた。
ユフィの意思を継ぎ"行政特区日本"の再建を目指す彼女の想いを知った時、ゼロと黒の騎士団の存在意義が消滅する。
そしてルルーシュは自らの存在する意味すら見失ってしまう…。

感想

今回は全編通してルルーシュの行動をメインにキャラの心情が描かれており『R2』始まって以来のしっとりめな内容でした。
故にツッコミ所が少なかったのが残念。

ナナリーにふられてシンジくんモードが発動したルルーシュ。本当に面倒くさい男だよ!!。
看病するロロとか、わざわざ喝を入れに来るカレンなど甲斐甲斐しい子達が周りに居るのにね～。
「最後まで騙してよ!!」と悲願するカレンに対して「慰めろ」とか言うルルは最低です。
ここのカレンは衣装と相まって非常に可愛かった!!、作画も頑張っていてルルのヘタレっぷりが一層引き立っていました。
そしてロロはロロでこの状況を利用して間接的にルルを追い詰めて「自分だけの兄さんルート」を開拓しようと躍起で、神楽耶・C.C.・カレンにロロまで加わってルルの争奪戦勃発か?。
嗚呼『R2』はどこまで昼ドラ展開なんだ～。

すっかり諦めモードのうじうじルルーシュを修学旅行蹴って迎えてくれた生徒会メンバーが元気づけるシーンは良かった。本当に良い仲間達です(涙)。
それに感化されて何かを悟ったルルが棄てた仮面を再び装着して黒の騎士団を追い詰めるブリタニア艦隊を沈める。
おおゼロ復活か!!と思ったら「特区日本へ参加せよ!!」って…黒の騎士団メンバーは納得するのか?。
殺伐展開の予感を残しつつ次回へ…気になる!!。

他にはギルフォードとセシルさんの組み合わせが新鮮で、やって来たロイドさんがセシル印のサンドイッチで一服盛られたられたのには爆笑。
あと潜水艦発令所で指揮を執る藤堂さんの日本刀に手を置いたポーズが格好良かった!!。