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『アメリカン・サイコ』(2000年) -★★☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題 AMERICAN PSYCHO
製作 2000年 アメリ
時間 102分
監督 メアリー・ハロン
原作 ブレット・イーストン・エリス
音楽 ジョン・ケイル
脚本 メアリー・ハロン グィネヴィア・ターナー
出演 クリスチャン・ベイル(パトリック・ベイトマン) ウィレム・デフォー(ドナルド・キンボール) ジャレッド・レトーポール・アレン) ジョシュ・ルーカス(-) サマンサ・マシス(-) マット・ロス(-) ウィリアム・セイジ(-) クロエ・セヴィニー(-) カーラ・セイモア(-)

あらすじ

80年代ニューヨーク。
27歳のパトリック・ベイトマンは一流企業の副社長。
高級マンションに住み、美人の婚約者もいる。
一見、誰もが羨む満ち足りた生活。だが実際は無機質で機械的な毎日。
そしてある時から彼は殺人でしか自らの欲求を満たせなくなっていた…。

感想

いゃ~クリスチャン・ベイルの無感情な殺人鬼ぶりに感服しました。
振る舞いの一つ一つから、普通じゃない匂いをプンプン出してました。
最近は顔も体もガッチリしてしまったベイルですが、この頃は美男子ですね。
惜しげも無く裸体を披露してファンは発狂モノでしょう。
でも血まみれ全裸姿でチェーンソー持って追っかけてくる姿には笑ってしまった。

あとウィレム・デフォーも出演してますが、全然チョイ役でこれでクレジット二番目は詐欺です!!。
相変わらず怪しい人を演じて存在感バッチリでしたが、このキャラ必要だったのかね?。

日常や殺人描写がどこまでも淡々と描かれていて主人公も病的で怖いとは思いましたが、R-15指定って程の過激な印象は感じなかったです。
だからと言って15才未満の人間が好んで観る内容でもありませんね(笑)。

なんでも手に入った80年代ニューヨークで、一流企業に勤め裕福な生活を送りながらも空虚で孤独で心が満たされない男。
設定こそ80年代のアメリカだが、現在の日本社会にも当てはまるテーマだと思います。
観ていて気持ちの良い作品ではないのでオススメは出来ませんが、クリスチャンベールのファンなら観るべし!!。