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サスペクト・ゼロ(2004年)

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監督 E・エリアス・マーヒッジ
出演 アーロン・エッカート ベン・キングズレー キャリー=アン・モス ハリー・レニックス ケヴィン・チャンバーリン
内容
FBI捜査官トム・マッケルウェイ(アーロン・エッカート)はある事件がきっかけでFBIダラス支局からニューメキシコ州の片田舎の警察署に左遷されてくる、着任早々まぶたを切り取られ謎のマークが残された死体が三体立て続けに発見される、捜査を進めるうちに元FBIを名乗る謎の男オライアン(ベン・キングズレー)とFBIですらプロファイリング不可能な〔サスペクト・ゼロ〕と呼ばれる犯罪者の影が見え隠れする…
感想
純粋に面白い、上質のサイコ・サスペンスだと思う、極力説明を廃したストーリー、役者の絶妙な演技、独特の美的感覚を持った映像、鑑賞後[セブン]を見たときと似た余韻を感じた。
だが決して万人受けはしない、キャラクターや状況の説明がほぼ無いので、映像の端々から観ている人間が感じ取らなくてはいけない、観る人間を選ぶ作品である、そのての作品が好きな人はきっと楽しめるはずだ。
この監督は自分の好きなタイプの映像センスを持っているので、次回作にも是非期待したい。