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『デビルクエスト』(2010年) -★☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: Season of the Witch
製作: 2010年 アメリ
時間: 95分
脚本 ブラギ・シャット
音楽: アトリ・オーバーソン
出演 ニコラス・ケイジ(ベイメン)
    ロン・パールマン(フェルソン)
    スティーブン・キャンベル・ムーア(デベルザック)
    クレア・フォイ(女)
    スティーブン・グレアム(ハガマー)
    ウルリッヒ・トムセン(エッカート)
    ロバート・シーハン(カイ)
    クリストファー・リー(ダンブロワーズ枢機卿

あらすじ

14世紀、十字軍遠征からフランスに帰郷した騎士ベイメンとフェルソンは、ペスト(黒死病)の大流行によって廃墟と化した街を目の当たりにする。
教会はペストを広めた魔女の少女を裁判に掛けるべく、遠方に位置する大聖堂まで護送するようベイメンとフェルソンに依頼するのだった…。

予告映像

感想

すっかり午後ローの常連になったニコラス・ケイジが『60セカンズ』のドミニク・セナと久し振りにタッグを組んだ『デビルクエスト』を鑑賞。

物語は黒死病を蔓延させたとして囚われた少女を魔女裁判に掛けるべく主人公さま御一行が過酷な道のりを越え目的地まで送り届けるというロード・オブ・ザ・リング』。
そんでもってネタバレ全開な邦題が示す通り最終的に人類滅亡を目論む悪魔と戦って世界を救うっつうお話。

60セカンズ』や『ソードフィッシュ』の頃はイケイケだったドミニク・セナ近年は鳴かず飛ばず本作もあの頃のキレが感じられず残念無念。
珍しくフサフサなニコラス・ケイジや、その相棒役でロン・パールマンが出演しているのは良かったのですが、テンプレすぎて目新しさのない冒険パートやいまいち盛り上がらないアクション。
そして手抜きデザインの悪魔と「アーメン」で昇天する脱力のラストなど。観終わって「微妙」という感想以外浮かばない作品でした。