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『ホワイトアウト』(2009年) -☆☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: Whiteout
製作: 2009年 アメリ
時間: 101
脚本: ジョン・ホーバー エリック・ホーバー チャド・ヘイズ ケイリー・W・ヘイズ
音楽: ジョン・フリッゼル
出演: ケイト・ベッキンセール(キャリー・ステッコ)
    ガブリエル・マクト(ロバート・プライス
    トム・スケリット(ドクター・ジョン・フューリー) 
    コロンバス・ショート(デルフィ)
    アレックス・オローリン(ラッセル・ヘーデン)
 

あらすじ

南極基地で発見された他殺死体。 
連邦捜査官のキャリー・シュテッコ(ケイト・ベッキンセール)は南極大陸初の殺人事件を担当する事になるのだが、捜査を進める過程で長い間氷の下に埋もれていたある秘密を探り当てる。
着実に事件の真相へ近付いていくキャリーだったが、本格的な冬の到来によって基地の閉鎖が迫っていた…。

予告映像

  

感想

織田裕二主演の日本版ダイ・ハードではなく2009年のアメリカ映画『ホワイトアウト』が「午後ロー」で放送されたので観る。
監督が『60セカンズ』『ソードフィッシュ』のドミニク・セナ、主演が『アンダーワールド』のケイト・ベッキンセールと、ヒットメーカーが揃っているのになんとも微妙な作品でした。
 
原作は同名グラフィックノベルとの事ですが何の捻りもないストーリーで逆にビックリ。
そもそもこのプロットでは舞台が南極である必要性を感じないし、「ホワイトアウト」という自然現象をタイトルに冠しているにも関わらずそれが物語に深く関わる事もない。
主人公のトラウマが生かされなければ犯人の正体にも意外性がなく何を伝えたいのかさっぱり解らなかった。
 
こんな事なら『遊星からの物体X』よろしく地球外生命体でも出してくれた方がまだ盛り上がったのではないか?。
この監督の前作・前々作は凄くツボだったんだけどなぁ…。