現実が日々腹の立つことばかりなのにアニメを観てる時まで胸糞が悪くなりたくない私です。
若い頃は鬱屈した話も平気だったけど最近は環境映像的な癒しを求める傾向が強まっておりまして、よく「近頃のアニメは萌えや日常系ばかりだ」と揶揄されますが、結局こういう気持ちの人が多いってことなんじゃないかね?。
さて1月新番で初回放送をチェックした作品は以下の通り。
『ガーリーエアフォース』『約束のネバーランド』『五等分の花嫁』『デート・ア・ライブⅢ』『バミューダトライアングル』『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』『えんどろ~』『荒野のコトブキ飛行隊』『賭ケグルイ××』『みにとじ』『マナリアフレンズ』
既に上記タイトルから数本切っておりますが、今期はこれと言った目玉がないなというのが率直な感想です。
『私に天使が舞い降りた!』はロリコンホイホイですが私は健全な父性で観ています(キリッ)。
単純に話のテンポが良いし、画も安定していてOPとEDも良曲。
『こみっくがーるず』や『うちのメイドがウザすぎる』などと同じく「おっさんの擬人化」を地で行くマシュにしか見えない姉の言動は限りなくアウトに近いアウトなのだが、そのヤバさを美少女に置き換えることで緩和するというのが近年のトレンドみたい。
まぁ昨夜放送された第4話では遂に「お巡りさんこいつです」されてしまいましたが…。
『リヴァイアス』『スクライド』『プラネテス』『コードギアス』の谷口悟朗監督×『アーマード・コア』のムービーシートや『シン・ゴジラ』のVFXを手掛けた白組による最新作『revisions リヴィジョンズ』。
前期の『イングレス』もそうでしたが「+Ultra」ってCGアニメ枠なのだろうか?。
あらすじ的には『漂流教室』の拡大版。
渋谷の一区画ごと未来に飛ばされた人々のサバイバルで、そういう点では『無限のリヴァイアス』に通じるものがあり、基本はボーイミーツガールで少年少女がパワードスーツを使い謎の敵と戦うロボットアニメの様式美に準じております。
彼の成長というのもまた今後の見どころの1つなのだろうが、過去に出会ったミロと再会したミロ、彼女が各々のメンバーに残した忠告内容の違いなど、ループ物らしい伏線が多く散りばめられているので、どのような形でそれらを回収するか気になるところ。
それにしても1話で可愛い女の子が無残に握り潰されたかと思えば、敵が褐色ケモミミお姉さんの姿で交渉に来るなど、この作品ハードなんだかギャグなんだか分かりませんな。
流石に主人公の友人が全員無事帰還とはならないだろうけど、それ以上に1クールで過不足なくこの話を畳めるのか心配でなりません。
私の中では今期ダークホースだった『かぐや様は告らせたい』
まさかのアニソンデビューとなった鈴木雅之さんが担当するOPから度肝を抜かれ、ポンコツな登場人物のポンコツな恋の駆け引きのバックに『東〇ラブストーリー』や『冬の〇ナタ』ライクなBGMが流れ1話から爆笑させられました。
2話の「壁ダァン」とか、3話の謎技術によるぬるっぬるのエンディングダンスの中毒性など、今のところ観ていて一番楽しい作品です。
かぐや様かわいいよ。
登場人物はメインキャラクターがCGで、サブキャラは手描きという今までにない手法がとられているのだが、これには何か必然性があるのだろうか?。
例によって兵器考証や音響などは凝りっ凝りでアニメでレシプロ機の戦闘をここまでガチでやったのって『スカイ・クロラ』以来な気がする。
あとは大人組が中の人的に元「日本一有名な5歳児」と元「日本最強のサラリーマン」なのは感慨深いものがありました。
矢島晶子さんお姉さまな声もまだまだイケますなぁ…。