まぁ、あの頃の『saku saku』は黒幕さんが去ると同時に幕を閉じた「屋根の上シリーズ」と共に終わっていたので、今回はその後始まった「レンタルショップシリーズ」の最終回という方が表現としては正しいでしょう。
というのも各メーカーの歴代宣伝マンやリファちゃん、デパペペにあゆみくりかまきなどは挨拶にきてくれたものの、期待された黒幕の乱入やビデオレターといったサプライズは無く、「屋根の上シリーズ」終了時には日替わりゲストで盛り上げてくれた歴代MCも今回はメッセージを代読してもらうだけという省エネ構成で、とてもじゃないが16年半の歴史を総括する最終回ではありませんでした。
これに関してはラスト・ライブにリソースを割いたという事情もあるのでしょうが、出演者はおろかスタッフの大部分が入れ替わってしまい、来たところで面識がなく昔話も出来ないといった理由も当然ある訳で、そうした事実からもやはり『saku saku』はあのタイミングでキッパリ終わらせておくべきだったと考えずにはいられません。
変に名前を残した事で新メンバーはやり難い部分が多かったと思います。
黒幕さん時代と何かと比べられ、私自身あの頃の『saku saku』とは似て非なる物という認識で観ていましたが、その中で今日まで試行錯誤を重ねながら頑張ってくれたNANAEちゃんと上々軍団、そして全てのスタッフには1番組ファンとして感謝しております。
間違いなく私の人生で一番視聴時間の長いテレビ番組であり、今後もこの記録が変わる事はないでしょう。
参加できなかったラスト・ライブ、何らかの形で映像化or放送してくれないかなぁ…。