若き日のコール・エマーソンと育ての親ピース・エマーソンの決別とあの日の真実が語られる導入部も必見なのですが、とにかく暗殺術を極めたアトラ・クリムゾンとの第一試合が凄まじいの一言!!!。
互いの攻撃を紙一重のところでかわす刹那の攻防。
ここでコールが負ける事は無いと分かりつつも、調香術や暗器を駆使して攻め込むアトラの姿に「ひょっとして?」と思わせてしまうのだから流石というほかない。
というかこんな強敵たちと立て続けに戦ってコールは本当に大丈夫なのだろうか?。
後半は二回戦目の相手ハイマン・エルプトンの回想パートで本戦は次巻につづく。
最初は敵だったのに持ち前の正義感で何やかんや良い人になるって流れが『スプリガン』のボーとそっくりなんですが、子ども達との約束もあるし今回は生き残って欲しいなぁ…。