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『血界戦線』 第08話 「Zの一番長い日 (前編)」

 
ここに来て初めて前後編編成となった『血界戦線』第8話。
時間的に余裕があるのでブラックとホワイト、そして絶望王の関係性が描かれる。
大崩落の混乱の中で術師だった両親を失い、残されたブラックとホワイトはレオとミシェーラのように契約を結んだという事か?。
瀕死のホワイトを生き返らせる為に、ブラックは肉体を絶望王に差し出した?。
でもホワイトはホワイトでブラックに何か隠しているようなので実は逆という可能性も…。
 
一方、原作パートではシルバーシット先輩(ザップ)の自堕落極まりない生活からのお師匠様来訪!!。
戦闘時のBGMがそこはかとなく『AKIRA』だったり、凝り凝りの鳴き声?が素晴らしいと思ったら行き成り柴田秀勝さんの声が聞こえてきてビックリ。
最近スマホゲーなんかが若手だけ集めて「豪華声優」などと謳っているが、真の「豪華」とはこういうキャスティングの事を言うのである。
 
何時もレオを苛めて楽しんでいるザップが師匠にこれでもかと苛められる「ざまぁwwww」なシーンの数々は抱腹絶倒。
師匠の翻訳機として自分の口で自分の事をボロクソ言わされる究極の罰ゲームから、便乗したティーヴンが素敵な笑顔で「度し難い人間のクズですが」と言い放ったりと原作通りながら大爆笑。
「やだ」のゲシュタルト崩壊を含めアニメならではのテンポ感が良い味を出しています。
 
そしてチェインの嘘電話に釣られたザップくんが繰り出した師匠も唸らせる衝撃の神業!!
原作の股間がエレクトしてる見開き1カットのシーンは放送コードに引っ掛かったとかでサーモグラフィー処理されていましたが、あれはあれでバカバカしくて私は好きですね。
スタッフがツイッターでソフトでは直すと発言したそうですが、そもそも股間がエレクトしたくらいで何故放送コードに引っ掛かるのか?。
ダイミダラー』の「前しっぽ」が許されて、これがダメってホントわけがわからないよ…(´・ω・`)
 
何気にザップ関連の作画は中村豊さんが担当していて、クレーターから這い上がろうとする動きが妙に細かくて笑った。
次回は遂に弟弟子のツェッドが合流。
残り4~5話しかないけど、原作のどこまでやるのだろうか?。