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『血界戦線』 第02話 「幻のゴーストワゴンを追え」

 
第1話はギャグ要素が割愛され過ぎて微妙だった『血界戦線』ですが2話目にして原作基準に戻り一先ず「ほっ」としている私です。
ピザを強奪するザップのゲスさが秀逸な映像で再現され大爆笑。
(特に上から降ってきてレオナルドのバイクに乗る奴が最高に笑える)
 
さらに我が目を疑うゲストキャスト陣!!。
アバンのDJが杉山紀彰さん(『NARUTO -ナルト-うちはサスケ、『Fate/stay night衛宮士郎)で、ザップの愛人が山口由里子さん(『新世紀エヴァンゲリオン赤木リツコ、(『ONE PIECEニコ・ロビン)と名前もない端役にこの2人ってどう考えても可笑しいだろww。
 
辛うじて役名のある人体密輸業者のウスラバカ共にも山路和弘さんと後藤哲夫さんという洋画畑で活躍する2人を起用するなどホントどうかしてる。
しかも山路さんで運び屋ってどう考えても『トランスポーター』=ジェイソン・ステイサム繋がりだし映画好きをニヤリとさせるキャスティングには拍手を送りたい!!。
 
ただ全体のテンポ感は原作を読んでいる身としては微妙で、もっと勢いが欲しかったというのが正直な感想。
場面の切り替わりなどが妙にもたついていたり、視界シャッフルの表現ももっとスマートにして欲しかった。
終盤、車を捕捉しスティーヴンのアシストからクラウスが「ブレングリード流血闘術 111式 殲滅槍」かます場面にしても、原作の見開き絵だとあんなスローになる印象なかったのだが…(;一_一)
 
最後にオリジナルパートが加えられ退院したレオナルドがアニメオリジナルキャラのホワイトと出会う。
自称幽霊な彼女が今後どう物語に絡んでくるのか気になるところですが、原作エピソードやりながら描けるのかね?。
 
そして突入するヘビロテ待ったなしの素晴らし過ぎるエンディングテーマ&アニメーションは、曲のイメージと詞の内容を生かしたシチュエーションと、踊り方だけで登場人物の性格を的確に表現する演出に脱帽。
PVではバンプばかりフィーチャーされてましたが、個人的にはこちらの方が作品との相性は良い気がする。
原作第10巻で印象的な「トータスナイト」のイラストまで飛び出しますが、これはアニメでそこまでやるという決意表明でしょうか?。
でもそうなると集合カットに分身する女医さんが不在なのは何故?。
個人的にオリジナルエピソード入れるくらいなら、切りの良い10巻までアニメできっちり描いて欲しいんですけどねぇ…。