周回遅れ気味に始まった春新番『M3～ソノ黒キ鋼～』を観る。

『ダイミダラー』『キャプテン・アース』『シドニアの騎士』など、蓋を開けてみればロボット物が異様に多い春新番。

そんな激戦区に周回遅れ気味に加わった、やる気があるんだかないんだか解らない『M3～ソノ黒キ鋼～』の初回放送をチェックしたんだ。

 

 

監督に『ケロロ軍曹』『たまゆら』の佐藤順一さん。

脚本に『あの花』『凪あす』の岡田磨里さん。

メカデザインに『マクロスシリーズ』の河森正治さん。

キャラクター原案に『ヒトガタナ』のオニグンソウさん。

といった豪華面々が集結したオリジナルアニメーション。

 

事前情報がなく謎に包まれていた作品ですが、第１話は訳ありの過去を持つ主人公をはじめ一癖も二癖もある学生たちが「イマシメ」と呼ばれる異形の存在に対抗するべく立ち上げられた特別部隊のメンバーに選ばれ、初陣で「イマシメ」と行動を共にする謎の少女を目撃したところで終了。

PVが『ブルージェンダー』『ガンパレードマーチ』『トータルイクリプス』を思わせる鬱な雰囲気を漂わせていたので覚悟していたのですが案外普通で肩透かしを食らいました。

 

 

それにしてもこの作品、スタッフの豪華さに反してクオリティが低過ぎやしませんか?。

特に作画面が難ありでキャラクターの動きが終始ぎこちなくて違和感が半端ない。

これ第１話ですよね?。

 

登場人物も見た目は個性的なのにイマイチ印象に残らず、ストーリーも説明不足で完全に置いてけぼり。

次回への引きも弱いし、この完成度で「次も観よう!!」と思う人が一体全体どれくらい居るだろうか?。

 

念の為に3話あたりまではチェックしますが最後発でコレはちょっとガッカリです…(；一_一)