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2014年冬のアニメ新番あれこれ・その4

一応これで今期スタート作品は全て出揃った模様。
予想以上に新作が多かった半面、目玉と言えるタイトルが不在なため巷では「不作だ」などと騒がれておりますが、単純に大衆受けする原作がなくなってきたんでしょうね。
最近は巻数が少なかろうが知名度が低かろうがお構いなし。
果ては1度アニメ化された作品を別スタッフでもう1回なんてパターンまで増えて来た。
もうさ、週何十本もアニメ放送すんの限界なんだって…(;一_一)
 
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メダロット』『DTBシリーズ』の岡村天斎監督×TYPE-MOON星空めておさん脚本×『サモンナイトシリーズ』(飯塚武史名義)『キノの旅』『シゴフミ』の黒星紅白さんがキャラクターデザインを手掛ける『世界征服 謀略のズヴィズダー』は、ひょんな事から世界征服を目論む秘密結社「ズヴィズダー」の一員になってしまった主人公の苦難の日々?を描く完全オリジナルアニメーション。
 
私が大大大大大好きな黒星紅白さんのキャラクターがあのままのイメージで動き回っていて感動。
塗りや細かな癖なんかを含め再現度120%で本当にビックリしました。
 
そして「とあるシリーズ」や「ガッチャマン」に続いて、またしても立川が舞台になっているのですが、あの街は本当にアニメキャラがうようよしてますね。
なんかあるんでしょうか?。
 
「ズヴィズター」の構成員を筆頭に個性豊かな登場人物がうようよしていて、特に「働いたら負け」な某アイドルっぽい幼女総帥の声に脳味噌が蕩けそうになります。
変身後の衣装とかどっかのアグネスが激怒しそうですがホントごちそうさまですって感じ
 
オリジナル作品云々とかいう以前に、この面妖な物語が一体どこに向かって行くのか1話の時点ではさっぱり解りませんが、「ズヴィズダー」はあれでいて完全平和を目指してるっぽいし今後シリアス展開になっていくのかね?。
 
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古味直志さんが週刊少年ジャンプで連載中の『ニセコイ』が『まどマギ』『物語シリーズ』の新房昭之監督×シャフト制作でまさかのアニメ化。
惜しくも打ち切られた『ダブルアーツ』から氏のファンである身としては「ついにここまで来たか!!」と感慨深くなる一方主要キャストが予想以上に合っていなかった事と、恒例のシャフト演出がドぎつ過ぎて最後まで違和感を拭えませんでした。
 
楽は正確をフランクにした一夏なら、小野寺さんは何時ものはなざーさん。
千棘はやっぱり戸松ちゃんが良かったのに、なんでVOMIC版からキャスト変更したんだよ(;一_一)
 
演出に関しては原作通りだといささか地味で埋れてしまうため視聴者にアピールするにはこれくらい派手にやった方が良いのかもしれませんが流石に食傷気味になりました。
話が進んでドタバタしたエピソードなんかが回ってくれば、この感じも嵌るかもしれないけど、シャフトってホント変な世界観の作品しか作れんのね。
 
それにしても1話がまんま原作の1話って、このペースで一体どこまで進むのやら…。
 
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AKIRA』『幻魔大戦』など名立たる作品にアニメーターとして参加し、18禁バイオレンスアニメ『A KITE』『MEZZO FORTE』などを監督し高い評価を受けた梅津康臣さんが手掛ける『ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル』
魔法が当たり前に存在する日本を舞台に、彼らを弁護する弁魔士の活躍を描きます。
 
初っ端から梅津印の電車ぶっ壊し&人命軽視アクションが凄まじい。
お転婆なヒロインやキャラが濃すぎる上司、綺麗なお姉さんにダンディなイケメンと、これぞまさしく梅津作品って感じ。
若本さんもフリーダム過ぎて笑いました。
 
何時もながら初回は劇場アニメ顔負けの圧倒的クオリティで展開しましたが、同スタッフが手掛けたMEZZO』なんかは2話目で一気に失速し最終話まで残念作画だったので今回はどうでしょうね?。
 
取り敢えず『ガリレイドンナ』より面白くなることを期待しています。 
 
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神様アニメであり、ご当地アニメの 『いなり、こんこん、恋いろは。』
前のクールも神社でお稲荷様な『ぎんぎつね』が放送されていましたが、ブームなのでしょうか?。

クラスメイトに片思いする主人公など図式が少女マンガっぽいなと思ったら、最後に変身シーンが登場してビックリ。
これって、そういう作品なの?。
 
個人的にはクールビューティー役が多い桑島法子さんが、おっとりお姉さんを演じていたのがポイント高し。
乙女ゲーが趣味という意外なギャップに萌えた!。
 
空気感なんかは『たまゆら』を彷彿とさせ、今期数少ない「癒し枠」になってくれそうな予感。