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コードギアス 亡国のアキト 第2章 「引き裂かれし翼竜」(2013年)

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第2章 「引き裂かれし翼竜

 
■脚本 浅川美也 大野木寬 赤根和樹 ■絵コンテ 安田賢司 日高政光 赤根和樹 ■演出 鳥羽聰
作画監督 皆川一徳、前田清明 波部崇 小暮昌広 小野早香 ■メカ作画監督 木村智 ■メカ総作画監督 前田清明
 
世界制覇を目指す神聖ブリタニア帝国の支配が拡大する中、ユーロピア共和国連合(E.U.)も窮地に立たされていた。

そんな中、日向アキトをはじめとするイレブン(日本人)によって構成された外人部隊「wZERO」は友軍を援護すべく、「アポロンの馬車」と呼ばれるロケットによって衛星軌道上から敵陣の真っただ中に降下する作戦を立案。
レジスタンスからスカウトされたリョウ、ユキヤ、アヤノは捨て駒扱いされる事に不満を抱くが、そんな彼らに指揮官のレイラ・マルカルは「必ず生きて帰る」という自身の言葉を裏付けるべく共に出撃する事を告げるのだった…。
 
ズルズルと伸びに伸びて第1章から13ヵ月も経ってようやく公開された『コードギアス 亡国のアキト』第2章。
前回のラストで仲間に引き入れたリョウ、ユキヤ、アヤノとの溝が埋まらないまま、アキトとレイラは新たな作戦に挑む。
 
大陸間弾道ミサイルナイトメアフレームを格納し敵陣深くに降下させるという実験まがいの作戦や、列車砲による超長距離砲撃の描写など今回は非常にミリタリー色が強くなっています。
無人となった不気味な街を索敵したり、待ち伏せ攻撃を受け大規模な市街戦に発展していく流れなんかは『バンド・オブ・ブラザース』などの戦争物を観ているようだ。
 
前回は冒頭に僅かしかなかった主役機アレクサンダの戦闘シーンも今回は盛り沢山。
好戦的な少年アシュレイ・アシュラ率いる「アシュラ隊」と日向アキトの「ワイバァン隊」が激突するのですが、恐ろしくスピーディーかつ1カット長回しで攻守が目まぐるしく入れ替わるナイトメアフレーム戦は一瞬たりとも目が離せません!!。
 
ここでパイロットの脳を並列化し互いの知覚情報を共有し戦闘を有利に進める「ブレインレイドシステム」なる物も登場。
アキトのギアス?に引っ張られる形で、リョウ、ユキヤ、アヤノもただならぬ戦闘力を発揮するのですが、リスク面を含めMGS4』の「SOPシステム」に似てますね。
 
 圧倒的な力でアシュレイを追い詰めるアキト。
雌雄が決するかと思われたその時、戦場に人馬一体型のナイトメアフレーム・ヴェルキンゲトリクスを駆り黒幕シン・ヒュウガ・シャイングが舞い降りる。
またしても因縁の過去がフラッシュバックしましたが、今回もどういったギアスなのかは解らず仕舞い。
というか実際アキトってギアスを持っているのでしょうか?。
ルルーシュに「生きろ」と命じられ本人の意思とは関係なく行動したスザクのように、シンのギアスに縛られているだけのようにも見えます。
 
それにしても幼いアキトを殺そうとしたかと思えば今度は「必ずお前を迎えに行く」と告白したり怖いよこのお兄ちゃん!!。
境界の彼方』もそうでしたが最近の松風雅也さんは妙に悪役づいてますね。
tvkでは昼の顔となりつつあるんだけどなぁ…(苦笑)。
 
そんな第二章もジュリアス・キングスレイと名乗るどう見たって記憶を改竄され利用されている中二病をさらに拗らせたルルーシュがスザクと共にヨーロッパに降り立ち、アキトがレイラに「兄を殺します」宣言をしたところで終了。
 
ルルーシュは軍師として送りこまれたようですが、やはりアキト達の敵となるのでしょうか?。
予告にはランスロットの姿もあり、スザクまで加勢するとなると勝てる気がしませんな…(汗)。
 
アナウンスによれば第3章は「2014年春」との事ですが、第二章も春と言って結局秋になったのであまり真に受けない方が良いかもしれませんね。