旧いまここにあるもの

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2012年秋のアニメ新番あれこれ『中二病でも恋がしたい!』

1クール・1本をモットーにクオリティが異常に高い作品を送り出し続ける京都アニメーション
「『氷菓』が終わり次にやる作品は『リトバス』に違いない!!」
と思った多くのファンの予想を見事に裏切り始まったのがコレ。
 
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自社レーベルから出版されているラノベを自社で映像化するという超セルフ作品。
時は21世紀。
どこにでも居る高校生・富樫勇太には「中二病」という、それはそれは恐ろしい病に犯されていた過去があった。

暗黒の中学時代を過ごした彼は高校デビューを機に、そんな黒歴史を闇に葬り去る決意をする。
だが人生の汚点をリセットし新しい日常を歩き出したと思われた勇太の前に、現在絶賛進行形の超中二病女子・小鳥遊六花が現れる…。
某『バ●キシャ!』風な大塚芳忠さんのナレーションによる「中二病」解説から、演じるキャラクターが大体「中二病」な福山潤くん演じる主人公・富樫勇太の痛過ぎる過去回想への流れに導入部分から大爆笑。
私の時代はこんな奴居らんかったけど今は普通なのかしら?。
 
そして某インなんとかさんみたいにベランダに降臨したヒロインの小鳥遊六花さん。
ロープで上階から降りて来て足場を探す演技の細かさからして脱帽。
主人公がアシストして手摺に立つまでにどんだけ動かしてるんだよと…(苦笑)。
こんな作品と言ったらアレだけど美術・演出・キャラの演技(作画)含め異様な完成度だからホント困る。
これが世に言う京アニ・クオリティという奴。
もし他の製作会社だったら、これだけ魅力的になったかどうか…。
 
いやしかしこの娘は本当に痛いねぇ~。
そうじゃなけりゃ話が始まらんのだけれど、ネタじゃなくガチで「痛い娘」として描いてるから凄い。
眼帯の下はカラコン入れて鳴ちゃん的なオッドアイとかホントお約束過ぎるww
始まる前はなんちゃって「中二病」だと思っていたので、ここまで濃い~とは思わなんだ。
春先は変な奴が増えるっていうけどアレ本当だったのね(爆)。
 
初日から話し掛けてくるコミュ力の高い親友候補や(声が保志くんじゃないか!!)、クラスメイトの女子レベルが異様に高いなど、設定が確信犯的にギャルゲーってるのも可笑しかった。
まぁ「中二病」なんて題材、リアルな世界観でやったらそれこそ目も当てられんからねぇ…(苦笑)。
 
私は先が気になるからと言ってネットで後の展開調べたりとかしないんで、この2人の成り行きを毎週のテレビ放送をチェックしながら生温かく見守っていこうと思います。
個人的にはOPで"みくるってる"森夏さんが気になります!。