二週続けて放送される実写版GANTZの前編がやっていたので観たのだけれど「金曜ロードSHOW!」というタイトルはやっぱり寒いなと感じる今日この頃。
後編が劇場公開された頃にダイジェスト版が流れてたけど今回はちゃんとノーカットと思わせといてやっぱPG-12な部分はカットされてたのかしら?。
ネギ星人の件なんかは、かなり誤魔化していた気がするんだけどねぇ…。
そもそもあの原作を実写化しようという時点でハードルが高い。
売れてはいるが同時に拒絶反応を起こしている人も相当数居るタイトルだと私は思う。
それを大金掛けて映画化するのだから多くの人が観れるように細部を改変するのは仕方のない事。
結果としてバイオレンスやエロティックな描写が抑え気味になり、よくある作品になってしまったのは言うまでも無い。
けどまぁ予算を考えれば十分過ぎる出来栄えのCGとか、「どうやって着るんだよ!!」と思わずにはいられないガンツスーツとか、よく再現したと思いますよ。
ただアクションシーンはカメラ割りとか下手糞で終始イライラしました。
あれだけ派手に暴れ回っといて「おおっ!!」と思えたシーンは皆無で、日本映画はむしろVFXとかよりもコッチの勉強した方が良いと思う。
似てる似てないとかじゃなくて演技がとにかく不自然で…。
そんな中、ただ1人西丈一郎を演じた本郷奏多くんだけがガチな空気を醸し出していて萌えた。
もう彼だけ2.5次元に居るのかって位の存在感で周りが霞む霞む(苦笑)。
私はこの「にしくん」が観れただけで満足です!!。