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『バイオハザードⅢ』 ★☆☆☆☆

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スタッフ&キャスト

原題 RESIDENT EVIL: EXTINCTION
製作 2007年 アメリ
時間 94分
監督 ラッセル・マルケイ
脚本 ポール・W・S・アンダーソン
音楽 チャーリー・クロウザー
出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ(アリス)
オデッド・フェール(カルロス・オリヴェイラ
アリ・ラータークレア・レッドフィールド
イアン・グレンアイザックス博士)
アシャンティ(ベティ)
クリストファー・イーガン(マイキー)
スペンサー・ロック(Kマート)
ジェイソン・オマラ(アルバート・ウェスカー
マイク・エップス(L.J.)

あらすじ

ラクーン・シティー消滅から8年。
T-ウィルスの猛威は全世界に及び、大地は荒廃し文明は崩壊していた。
僅かに生き残った人々は団結し安全な土地を目指しネバダ州の砂漠をアラスカ方面に向かって横断していた。
その道中、全ての元凶アンブレラ社から身を隠し密かに闘い続けるアリスと遭遇する…。

感想

噂通りの酷い内容でした。
もう「どうしたいん?」って感じの蛇足感出まくりでしたわ。

完全にホラーというジャンルからは外れハラハラ感ゼロ。
アリス強過ぎで何か裏技使ってステータス上げまくった、やり応えの無いアクションゲームをダラタラと見せられている様でした。
百歩譲って前回までのアリスの超人的な身体能力は遺伝子操作って事で納得するとしても、サイコキネシスまで使ったらもう『バイオハザード』とか関係ねぇ~。
こんなん別の映画でやればええやん。

仲間も敵もかなり出てくるけど全員噛ませ犬。
前作からの生き残りも弱くて大した活躍もせずに死ぬし、見かけ倒しのボスとかホント意味不明。
キャラにはバックボーンも心理描写も何も無い。
ただただミラ・ジョヴォヴィッチがゾンビをナタでグチャグチャ切り刻んでるだけ。
最後のアレを日本と言い張るスタッフにも失望を通り越して失笑。
続編作るらしいけど、やるなら今までの映画のストーリーを全部リセットして。
同じゲーム原作で良く出来ていた『サイレントヒル』の様に、本当に怖くておぞましい『バイオハザード』を作って欲しく思う、いやマジで。