スタッフ&キャスト
原題： RESIDENT EVIL: AFTERLIFE
製作： 2010年 アメリカ
出演： ミラ・ジョヴォヴィッチ（アリス）
アリ・ラーター（クレア・レッドフィールド）
キム・コーツ（ベネット）
ショーン・ロバーツ（アルバート・ウェスカー）
セルヒオ・ペリス＝メンチェータ（エンジェル・オーティス）
スペンサー・ロック（Ｋマート）
ボリス・コジョー（ルーサー・ウェスト）
ウェントワース・ミラー（クリス・レッドフィールド）
シエンナ・ギロリー（ジル・バレンタイン）
ケイシー・バーンフィールド（－）
フルヴィオ・セセラ（－）
中島美嘉（－）
アリ・ラーター（クレア・レッドフィールド）
キム・コーツ（ベネット）
ショーン・ロバーツ（アルバート・ウェスカー）
セルヒオ・ペリス＝メンチェータ（エンジェル・オーティス）
スペンサー・ロック（Ｋマート）
ボリス・コジョー（ルーサー・ウェスト）
ウェントワース・ミラー（クリス・レッドフィールド）
シエンナ・ギロリー（ジル・バレンタイン）
ケイシー・バーンフィールド（－）
フルヴィオ・セセラ（－）
中島美嘉（－）
あらすじ
ウイルス感染の蔓延で世界は荒廃し、人間は滅びつつあった。
そんな中、生き残りの人間を探して世界中を旅するアリス（ミラ・ジョヴォヴィッチ）は、ロサンゼルスの刑務所に隠れて生き残る人間たちを見つける。
特殊部隊員の生き残りであるクリス（ウェントワース・ミラー）らと共に刑務所から脱出し生存者が集うアルカディア号を目指すのだが…。
予告映像
感想
新たな物語は東京から始まるとかホントどうでも良い実写版『バイオハザード』の４作目。
前作のラストで渋谷のスクランブル交差点の下に建造されたアンブレラの秘密基地で劣化版ウェスカーがふんぞり返っていて爆笑したのですが、今回は正にその場所から始まる訳。
どういう意図でキャスティングされたのか中島美嘉嬢が日本でのT-ウイルス感染者第１号として登場し美味しくなさそうなオッサンに噛み付いてアッー!!。
超能力＋捨て駒のクローン部隊を手に入れて大虐殺の始まりだ。
「アンブレラ社」とカタカナで刺繍された間抜けな装備で武装した哀れな兵隊達の
首がポーン。
血がドビュー。
体に風穴がドーン。
てな感じでタランティーノ&ロドリゲスもビックリ。
前回とは演者が変わってガチホモ臭の増したウェスカーは加持さんばりにヘリで基地からトンズラ。
ちゃっかり同乗していたオリジナルのアリスを甚振るのに夢中で富士山に激突とか馬鹿ですか?。
今作では超人的な能力を手に入れたアリスにカウンターウイルスを投与し普通の人間に戻す事でスリルを出したかったとかスタッフは言うてますが、あの墜落で生き残る人間を普通とは言わんよ（苦笑）。
そんな普通の人間を自称する不死身なアリスは、その後、各地の生存者を巻込んで死亡させる大活躍(笑)。
もうね。
脇役の扱いが酷過ぎて泣ける。
死ぬ事前提で取って付けた様に登場させるもんだから犠牲になったってハラハラもドキドキもしないよ。
前作のクレアに続いて今回から『プリスセン・ブレイク』なクリスも参戦したんだけど、ウェスター共々似てねぇ～。
しかも最後に、ジル(けしからんバトルスーツver）まで再登場させて何このコスプレ大会?。
3Dを意識するあまり絵作りも凡庸で、とにかく救い様が無い。
常に画面に向かって銃弾とか破片が飛んで来るワンパターンな構図には辟易した。
何度も言うが私は「3Dというまやかしに迎合した映画」が大嫌いだ。
特に技術に溺れた作品には何の価値も見い出せない。
ポール・W・S・アンダーソンは、もう少しセンスのある監督だと思っていたのだが…。
アクションシーンも『バイオハザード5』のCGムービーから丸々流用してる癖に、全ての面でオリジナルに劣るとかどゆこと?。
例えば処刑マジニが振り回す斧なんて軽い素材で出来ているの見え見え。
何で配管や柱を破壊する程の一撃なのに、物体に当たった瞬間ブレて軌道が変わるんだよ(苦笑)。
ウェスカーの瞬間移動や格闘シーンも自主制作したファンムービー並のクオリティしかないし音楽もダサイ。
ホント「何じゃこりゃ?」って感じ。
最後もドジっ子ウェスカーくんがうっかり自爆するという、カタルシスのカケラも無い失笑の幕引きで唖然とした。
もうね。女性ヒロインを活躍させたいだけなら止めちまえ。
監督も奥さん(ミラ・ジョヴォヴィッチ)を撮りたいならホームビデオで撮れよ!!って感じです。
「まだまだ続編作りまっせ!!」
てな終わり方だったけど、こんな実写シリーズ演者とか設定含め全部リセットして再始動させた方が良いと思うよ…。
