旧いまここにあるもの

Yahoo!ブログ時代のアーカイブ。記事内のリンクが上手く機能しなかったり、タイトルが文字化けしたり、画像のアスペクト比が可笑しいのはダメダメな移行機能の所為。新ブログはこちら→https://imakokoniarumono.hatenablog.com/

「副島成記 & P-STUDIO アートユニット ART WORKS 2010-2017」(KADOKAWA)

イメージ 1

ペルソナ3』から同シリーズのキャラクターデザインを手掛け確固たる地位を確立した副島成記さんの第2画集が30日発売なのにもう売っていたので購入。
(右のはアニメイト特典の「A4サイズビジュアルボード」)
前回の表紙はアイギスでしたが、今回はまさかの佐倉双葉という変化球で驚いた人も多いのではないか?。

イメージ 2

ちなみに名義が個人ではなく「& P-STUDIO アートユニット」となっているのは、副島さんを補佐する形でスタジオ内の女性スタッフ3人が共同でイラスト製作に関わるようになったからだそうで、『キャサリン』の後くらいから色彩や構図がポップになったのはそういう理由があったんですね。

イメージ 3

巻末には副島さんを交えたP-STUDIO アートユニットの座談会も掲載されており、女性ならではの感性(服装への拘りやキャラクターの捉え方など)や共同作業によって生まれる化学反応など興味深い話が満載。
副島さん自身、金子一馬さんのアシスタントからキャリアをスタートさせた事もあり、将来的にこの3人の中から個人名義でキャラクターデザインを担当する人が出てくるかもしれません。

イメージ 4

収録イラストは『キャサリン』『P3P』『劇場版P3』『P4A』『P4G』『P4U』『P4D』『P5』に加え、初音ミクとのコラボ絵や小説挿絵、Liveイベントやソフトパッケージにwebで公開した単発イラストなどのアナザーワークスが少々といった感じで、前記の座談会とは別に副島さんへの単独インタビューも掲載。
大方の予想通り『キャサリン』は『P5』の試金石だったとの事ですが、そちらが完成した今、改めてリリースされる『キャサリン・フルボディ』はどういう位置付けになるか気になります。