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『トゥルー・グリット』(2010年) -★★★☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: True Grit
時間: 110分
製作: 2010年 アメリ
原作: チャールズ・ポーティス
出演 ジェフ・ブリッジス(ルースター・コグバーン)
    ヘイリー・スタインフェルド(マティ・ロス)
    マット・デイモンラ・ビーフ
    ジョシュ・ブローリントム・チェイニー
    バリー・ペッパー ラッキー・ネッド・ペッパー
    デイキン・マシューズ(ストーンヒル
    ジャーラス・コンロイ(葬儀師
    ポール・レイ(エメット・クインシー
    ドーナル・グリーソン(ムーン)

あらすじ

父親を殺された14歳の少女マティ(ヘイリー・スタインフェルド)は、真の勇気を持つといわれる保安官のコグバーン(ジェフ・ブリッジス)に犯人の追跡を依頼。テキサス・レンジャーのラビーフマット・デイモン)も加わり、かたきのチェイニー(ジョシュ・ブローリン)を追うこととなる。

予告映像

感想

昨日に引き続きHDDレコーダーに貯まった映画を消化するお仕事で本日は『トゥルーグリット』を鑑賞。
コーエン兄弟作品をきちんと観たのは『ノーカントリー』以来2作目で、ああいった雰囲気を想像していたら思いのほか観易く、西部劇にあまり造詣が深くなくても楽しむ事ができました。
(ちなみに原作小説やそれを元に制作された1969年の『勇気ある追跡』は未見)

父親を殺した犯人を法で裁くために追う少女と、彼女に雇われた腕は確かだが酒癖の悪い保安官と、別件でテキサスから同じ相手を追って来たレンジャーの3人が、衝突しながらも最終的に協力して目的を果たす復讐劇。

復讐劇と言いつつあまり殺伐とせず、エグイのも小屋で指が切り落とされるシーンくらいだろうか?。
何を置いても怖いオッサン相手に一歩も引かない胆の据わった主人公マティを演じたヘイリー・スタインフェルドの堂々たる演技が素晴らしく、コンビを組んだジェフ・ブリッジスマット・デイモン、更にジョシュ・ブローリンバリー・ペッパーと言った脇を固める渋い面々を食っているのだから大したものだ。

ウィットに富んだやり取りや間の使い方など「クスリ」と笑わせるシーンも多く、全体的にアクションは少な目ですがラストの決闘などは短いながらも手に汗握る展開で熱かったです。