『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 第23話 「最後の嘘」

アバンタイトルから想いを寄せるカルタの気持ちを利用し鉄華団の元へ差し向けるマクギリスの黒幕っぷりが炸裂した『鉄血のオルフェンズ』第23話。

危険な道を付き進むオルガに対し年少組を作戦から外すよう提言するメリビットさんですが、子供たちがこういう世界で生きる事を黙認してきたのに今更何言ってるんですかね?。

ビスケットの死によって感情的になり集団の意思に流されているのは事実だけど、それなら年長者としてその危険性をきちんと指摘してあげなきゃダメでしょ?。

一方、機械化され意識を取り戻したアインくんですがその姿は直接描かれず。

モニター見る限り両手両足を切断されてダリル・ローレンツみたくなったって事ですかね?。

相変わらずの忠犬っぷりが余計にガエリオを苦しめますが、ここでもマクギリスが口当たりの良い言葉を使い2人を戦いへと誘導します。

友人を利用するマクギリスもマクギリスだけど、アレで納得するガエリオもどんだけちょろいんだよ…(；一_一)

そして、この期に及んで鉄華団に「決闘」を申し込む頭がお花畑なカルタにも失笑。

彼らが正攻法で戦わない事は前回学んだ筈なのに全員コックピットから出て、そんで不意打ち食らって部下が殺られてるんだからアホとしか言いようがない。

生身の人間を吹き飛ばしたり、コックピット踏み潰したりと三日月が悪者っぽく描かれてましたが戦争やってんだからこんなん卑怯でもなんでもないよね?。

むしろライフルでパイロットを狙撃せず、MSで攻撃しただけマシなくらいだ。

結果的にカルタ機とはタイマンになりましたが実力でバルバトスの足元にも及ばず。

瀕死のカルタを救うため白馬の王子様＝ガエリオが駆けつけますが、人馬一体型の新型がどう見てもヴェルキンゲトリクスで中の人的に狙ってるとしか思えません(苦笑)。

マクギリスに利用された哀れな子羊ちゃん2人ですが、ガエリオの奮闘虚しくカルタは戦死。

普通だったら単独で向かわせたマクギリスを責め立てるところですが、おつむが弱いので簡単に言い包められちゃうんだろうなぁ…。