旧いまここにあるもの

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金曜ロードショーで放送された実写版『ヤッターマン』を観た。

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私自身『ヤッターマン』という作品は基本設定を知ってる位で、そこまで思い入れはないのですが、
実写化でここまでやり切ったのだから大した物だと思います。
ギャグあり、アクションあり、お色気あり、更にラブストーリーまで盛り込んで、
きちんとエンターテイメントしてるな~と感心。
 
何気にヤッターマン側よりもドロンボー一味の方が魅力的というか描き方に愛があった様な気がしたのは私だけだろうか?。
巷では深キョンドロンジョ様が良いと言われていますが、
私的には断然、生瀬勝久さんの演じたボヤッキーです。
もう気持ち悪い位にハマってて、本人も楽しんで演じている事が画面から伝わって来ました。
 
あとはあれですね。
もっとちょい役かと思っていたら、むっちゃ喋ってますやん!!。
TV版の簡易スタッフールにも声の出演で山寺宏一さん・滝口順平さんと共に確りクレジットされていてニヤニヤが止まりませんでした。
 
全体的にマジなんだが、ふざけてるんだか解らない雰囲気やストーリーも凄く良くて、
ここまで馬鹿っぽい物を本気で作り上げたスタッフに拍手を送りたい。
そもそもアニメ然とした『ヤッターマン』を実写化しようなんて思い切った事をやるんだから、
これ位はっちゃけて正解でしょう。
 
映像面も想像していたよりもずっと良くて、所々違和感はあるもののCGの使い方とか非常に上手くて驚きです。
大人しい作品だけじゃなくて、こういう思い切った作品も作れるんだから日本の映画業界の未来は明るいんじゃないかな?。
 
それにしても三池崇史監督の守備範囲は広いですね~。
今度は実写版『忍たま乱太郎』を撮るとか?。
『殺し屋1』『IZO』『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』みたいなカルト作から、
着信アリ』『妖怪大戦争』『クローズZERO』『ゼブラーマン』なんてメジャー作まで本当に幅広い!!。
逆にこの人がやった事の無いジャンルってあるのかな?。