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『DOOM ドゥーム』(2005年) -★☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: DOOM
製作: 2005年 アメリカ/チェコ
時間: 104分
監督: アンジェイ・バートコウィアク  
脚本: デヴィッド・キャラハム 、ウェズリー・ストリック
音楽: クリント・マンセル 
出演: カール・アーバン(ジョン・グリム(リーパー))
    ザ・ロック(サージ)
    ロザムンド・パイク(サマンサ・グリム)
    ラズ・アドティ(デューク)
    デオビア・オパレイ(デストロイヤー)
    ベン・ダニエルズ(ゴート)
    デクスター・フレッチャー(ピンザロスキー(ピンキー))
    リチャード・ブレイク(ディーン・ポートマン)
    アル・ウィーヴァー(キッド)

あらすじ

古学と遺伝子に関する研究が行われている火星の研究所で、研究員たちとの連絡が途絶える事態が発生。海兵隊RTTS(緊急対応戦略部隊)に所属するサージ(ザ・ロック)、リーパー(カール・アーバン)ら精鋭8人が火星へ赴き、研究所に潜入する。しかし、そこで彼らが目にしたものは、人間とは程遠い巨大なクリーチャーだった…。

予告映像

感想

FPSゲームの先駆けとして知られる同名ゲームを、『ロード・オブ・ザ・リング』のエオメル役や『ボーン・スプレマシー』でジェイソン・ボーンを追う刺客キリクを演じたカール・アーバンと、格闘家と俳優業を兼任するザ・ロックことドウェイン・ジョンソン共演で実写化。
 
原作だと敵は地獄からやって来た悪魔という設定らしいのですが、そこは近年のトレンドに習い遺伝子操作の失敗によって人間が変化したモンスターとなっています。
 そんな訳で、この映画版は明らかにミラ・ジョヴォヴィッチ主演の『バイオハザード』シリーズを意識して作られており多くの部分が二番煎じとなっていて新鮮さは皆無。
下水道でのシークエンスはまんま『ブレイド2』だし、例え公開当時に観ていたとしても同じ印象を抱いたと思います。
 
原作は暴力・残虐描写も特徴で映画版もグロを強調したシーンも多いのだが、どれもチープでむしろ笑いを誘う。
終盤にはゲームのシーンをまんま映像化した主人公の主観で進むFPSシークエンスがあるのですが、見所と言ったらそこと勝てる気がしないドウェイン・ジョンソンとのタイマンくらいでしょうか?。
 
監督がどう足掻いてもB級以下の作品しか撮れないアンジェイ・バートコウィアクロミオ・マスト・ダイ』・『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』)なので驚く事はないが、こんなんでも一応全米の週末興行成績で1位を取れたのだから原作人気恐るべし!!。