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Re:CREATORS #22(最終回) 「Re:CREATORS」

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ノイタミナじゃないけどノイタミナ換算(1クール11話・2クール22話)で完結した『Re:CREATORS』第22話。
アルタイルとセツナの門出によって戦いが決着し物語はエピローグへ。

串刺しにされた弥勒寺があの状態で生きていたのは驚きですが、彼等は残された日々を創造主たちと過ごし、やがて別れの時を迎える。
お別れシーンは思いのほかあっさりしていましたが、やはり駿河とブリッツのやりとりは創造主と被造物の関係性が一番出ていて良いですね。

そして自分で自分を元の世界に還す事ができないメテオラはこちらの世界に残留。
実は一抜けしたマガネちゃんも自由気ままにこっちの世界をエンジョイし続けているのですが、その事に誰一人触れないというのはエピローグとして如何なものか?。
せめて颯太が力を借りたと話すシーンでその後の彼女の姿を1カットくらい盛り込んで欲しかった。

被造物と交わした約束を果たすべく物語を創作し続ける創造主たち。
ああいう事があると変に感情移入して酷い展開とか避けてしまいそうだけど、駿河女史に限っては面白くなれば容赦なくやるだろうなぁ…(苦笑)。
なんか高良田さんが別人みたくなっちゃって心配なんですが、コラボ企画でアリステリアとまみかが再会していたのは彼にとっても救いかな?。

颯太も気持ちに区切りがついたことで創作活動を再会。
メテオラから書き上げた物語の題名に悩んでいるとメールをもらい「Re:CREATORS」というタイトルを提案して物語は完結。

広江礼威さんプレゼンツの割に殺伐とせずハッピーエンドに落ち着きましたが、振り返るとところどころ強引な展開が目に付きましたし、中盤のグダグダ感も目に余るものがあって完成度はお世辞にも高くなかったというのが率直な感想。
創作の喜びや苦しみといったもっと踏み込んだ部分まで描くのかと期待したら、意外と表面をなぞっただけで終わってしまったし、せっかくの設定を生かし切れていなかったのが残念です。