『ビッグ・ゲーム大統領と少年ハンター』（2014年） -★★☆☆☆-

スタッフ&キャスト

原題： Big Game

製作： 2014年 フィンランド・イギリス・ドイツ合作

時間： 91分

監督：ヤルマリ・ヘランダー

脚本： ヤルマリ・ヘランダー

音楽： ユリ・セッパ　ミスカ・セッパ

出演： サミュエル・L・ジャクソン（ムーア大統領）

　　　 オンニ・トンミラ（オスカリ）

　　　 レイ・スティーブンソン（モリス）

　　　 テッド・レビン（陸軍大将）

　　　 ビクター・ガーバー（副大統領）

　　　 フェリシティ・ハフマン（CIA長官）

　　　 マフメット・クルトゥルス（ハザル）

　　　 ジム・ブロードベント（ハーバート）

アメリカ大統領を乗せたエアフォースワンがテロリストのミサイル攻撃を受けフィンランドの山岳地帯に墜落。

大統領は緊急脱出ポッドで森の奥深くに着地するが、裏切り者の工作でアメリカ国防総省はポッドの位置を見失ってしまう。

山中に潜むテロリストたちの魔の手が迫る中、大統領は伝説の狩人を父に持つ13歳の少年に命を救われ、２人は力を合わせて山からの脱出を試みる…。

サミュエル・L・ジャクソン主演かつ、合衆国大統領がテロリストに襲われるという設定からアメリカ映画と思いきや、フィンランド発の北欧アクションという珍しい作品。

馴染みの薄いフィンランド映画ですが絵作りが地味だとか小難しいと言った事もなく、フレンチアクションとハリウッドアクションを合わせたようなテイストで思いのほか観易かった。

内容は午後ローレベルであらすじ以上の事は起こらず黒幕周りの描写も雑でモヤモヤが残るのですが、部下に愛想を尽かされたヘタレ大統領と父親に劣等感を抱いている少年ハンターが強大な敵を倒す事で共に成長するバディムービーとしてはそれなりに楽しめました。