スタッフ&キャスト
原題: The Happening
製作: 2008年 アメリカ
時間: 91分
監督: M・ナイト・シャマラン
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演: マーク・ウォールバーグ(エリオット・ムーア)
ズーイー・デシャネル(アルマ・ムーア)
ジョン・レグイザモ(ジュリアス)
ベティ・バックリー(ミセス・ジョーンズ)
アシュリン・サンチェス(ジェス)
スペンサー・ブレスリン(ジョシュ)
あらすじ
ある日突然全米全土からミツバチの姿が消えたのを皮切りに人々が次々と倒れていく異常現象が発生。フィラデルフィアの高校教師エリオットは妻や友人の娘を守るために見えない脅威からの逃避行を続けるが…。
予告映像
感想
『シックスセンス』で名を馳せるも、その後がパッとしないM・ナイト・シャマラン監督の『ハプニング』がHDDレコーダーに録画されていたので鑑賞。
あまり評判が良くない作品なので荒唐無稽かつ脱力必至な展開を期待したのですが、何の前触れもなく人々が自殺していく日本のホラー映画に通じる不条理さを含め全体の雰囲気は言うほど悪くありませんでした。
物語の核である事件の原因に関しても仮説ではあるものの言及されましたし、本編に散りばめられた聖書に関するメタファーや傍観者的なカメラワークも印象的。
主人公と奥さんの関係性など深読みできる部分も結構あって1から10まで説明しない作風が逆に私は楽しめたのですが、世間的にはこういうのって受けないんですかね?。