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2015年秋アニメ新番あれこれ・前編

有象無象のアニメが続々と始まった激動の5日間。
現時点でチェックしたのは『ルパン三世』『ヘヴィーオブジェクト』『ノラガミ』『K』『ファフナー』『学園都アスタリスク』『終物語』『鉄血のオルフェンズ』『コメット・ルシファー』『コンクリート・レボルティオ』『ハイキュー!!セカンドシーズン』『進撃!巨人中学校』『落第騎士の英雄譚』『ワンパンマン』と新番組攻勢は始まったばかりだというのに既に心が折れそうになっています(汗)。

それにしてもラノベ原作の『学園都アスタリスク』と落第騎士の英雄譚』はちょっと内容が被り過ぎじゃないですかね?。
ただでさえテンプレ設定なのに、それが2本もやってるとか、この業界どんだけネタがないんだよ…(;一_一)

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上記作品の中でぶっちぎりのインパクトを残したのは文句なしに『ワンパンマン』
強さを極め過ぎてどんな強敵もパンチ一発で倒せるようになってしまったヒーローの苦悩をとんでもねぇ~作画で見せ切った必見の第1話。
ドラゴンボールZ』×『グレンラガン』といった感じの超絶バトルシーンは凄まじ過ぎて笑えてくるレベル。
ここまでハイテンション・ハイクオリティで押し切ってくれると「どんだけ人死んでんだよ!!」とか、そんな細かい事どうでもよくなります(おい)。

JAMが歌う熱過ぎる最高にカッコイイOPから、中尾隆聖さんが演じる見た目ピッコロ大魔王みたいな怪人とか、劇中で隣町が消滅したらその直後に『消滅都市』のCMが流れるミラクルからの、EDがまさかの森口博子さんといろいろ反則的すぎましたww。
この完成度が持続するかは怪しいところですが、原作の力を借りているとはいえ、ここまでぶっ飛ん映像に仕上げたスタッフに私は最大級の賛辞を送りたい。

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『K RETURN OF KINGS』は前回のテレビシリーズも「?」だったのですが、劇場版を挿んだ所為かストーリーがますます解らなくなって終始ポカーンでした。
ゴーハンズらしい映像美は特筆すべきものがあるのですが、多過ぎる登場人物が入り乱れて戦っているのにどういう理由でそうなったのか説明がないのでサッパリ解らない(汗)。
何か『血界戦線』の絶望王みたいな釘宮さんボイスの新キャラまで追加されてるし、付いていける気が全くしません…(;一_一)

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付いていけないと言えば『ハガレン(初代)』や『UN-GO』のコンビが放つ完全オリジナルアニメーション『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』も独特の世界観や何の前触れもなく時間軸が前後する構成に混乱させられました。
見返せば未来パートは雨が降るなどきちんと描き分けられているのですが、一度の視聴でそこまで気付く視聴者がどれだけいるのか?。

スペース☆ダンディ』を彷彿とさせる豪華なゲストクリエイター、『ローリングガールズ』を思わせる色彩感覚、『セーラームーン』顔負けな変身シーン、『ウルトラマン』のような巨人、『ビッグオー』みたいなガジェットと、闇鍋感がかなり強く良くも悪くも好き嫌いがハッキリ分かれそうな作品ですね。
個人的にこういう尖がった作品は好みなので今後の展開に期待しています。

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思いのほか好印象だったのは『コメット・ルシファー』ラノベ原作かと思ったらアニメ制作会社エイトビット初のオリジナル作品という事で、少年が洞窟の中で鉱石の中で眠る不思議な少女と出会い彼女を守る謎のロボットと軍の戦いに巻き込まれていくという往年の冒険活劇に倣った王道展開に胸が躍りました。
アニメというよりはRPGの導入部のような出だしで、CGで描かれるメカアクションもなかなかの物。
露骨な萌えに傾倒せず古き良きファンタジーアニメの路線できちんと物語を紡いでくれれば良作になりそうな気がします。